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パソコンの電源制御

目的と少し早めの結論

遠隔地のコンピュータを操作することは簡単になってきている。だいたいの場合、電源を入れっぱなしにしていれば、目的の操作はできる。しかし、省電力やECOといった「大敵」が居るのも事実。そして、しっかりそうならないように設定しても、エンドユーザはお構いなし。ごく少数だが電源を入れておくことを嫌がるエンドユーザもある。エンドユーザによってそれぞれ環境や思いが違うからこちらが対応するしかない。

じゃぁ、どうするか。

基本的な通信設定やソフトウェアは開発済み、設定済みなので、あとは起動するだけ。電源をオンにする。「勝手にパソコンが動作する」だけでなく「勝手に電源が入る」ことになるからとても「キモい」(笑)なおさら信頼関係が重要になってくるわけだ。

さて、起動は意外にも簡単だった。まだグローバルに挑戦していないのでわからないけれど。

そして以外にも終了や再起動が難しかった。多くのサイトを閲覧すると、起動後はVNCでいいじゃないか、という意見が多い。もちろんVNCは利用しているのだけれど、それも突然落ちることがないわけではない。バージョンによっては七転八倒的な動作で、死んでも復活してくれたりするのだけれど、それもダメな時もある。それはたいてい深夜で、さらに遠隔地なのだ。

もちろん自分でソフトウェアの開発もする。簡単なものでは次の機能を備えればいい。『サーバーに自分宛のオーダーがあるか確認。再起動オーダーがあれば実施』『サーバーに生存信号の送出ができなくなり、かつ、自動再起動が指定されている』(単に生存信号の送出ができないだけで再起動すると、セキュリティーソフトウェアなどによって完全でない通信環境チェック結果を受け取った場合、再起動を繰り返すウィルスと化してしまう可能性も。現に通信環境をお行儀よく取得しているにもかかわらずウィルス対策ソフトウェアによる遮断や正しくない回答を受け取ることが確認されている)

以下はザクっとした感じ。

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ローカル(起動)

ハードウェアなど、環境を満たしていれば、意外にも簡単。
しかし、大手のあのメーカー(=サーバー利用率が多いと思う)が対応していなかったり。。。

ローカル(終了・再起動)

こちらのほうが簡単だろうと思っていたら以外にも難しい・・・・・・。

グローバル(起動)

検証待ち

グローバル(終了・再起動)

検証待ち


電源投入実験『同一LANセグメントのマシンの電源を入れる』

ポイント:

  • 各ソフトウェアは、ポート2304を使っているらしい(特に決まりはないけれど)。
  • MACアドレスの他は適当な表示名でだいたい行けるらしい。
  • オンボードでない場合、特定のスロットに挿入しないと動作しないものもある。
  • 比較的新しいパソコンでも、メーカーなどによっては対応していないことがある(涙!)
  • パソコン本体の電源Off状態でNICのLEDが点灯していればOKな可能性大。
  • LAN内でWOLするのにルータは関係ない。
  • 無線LANで接続されているPCはWOLできない。

(強制的にやってしまおうという企画が参考サイトにありました)

条件:

  • PCの電源ユニットがATX2.01に対応している。
  • PC(マザーボード)がWOLに対応している。
  • PCのLANカードがWOLに対応している。
  • BIOSにWOL設定がある。

機種FMV-675MG、BIOSに明示的にWOL設定の項目があり、OSの設定は何一つ変更していない状態で成功した。この機種はLANを内蔵していて、RTL8139のドライバが当たっている。このドライバの詳細にWOL関連の設定は特に存在しない。(表示名fmv、ホスト名fmv、IPアドレス0.0.0.0、ブロードキャストアドレス255.255.255.255、MACアドレス00-E0-00-82-A2-**)

RemotePower(電源オフ、再起動どちらも同じ結果だった)

電源投入時の基本的な設定だけだと「[00:46:10 fmv(fmv)] 電源オフ: 失敗 モジュールが関連付けられていません。(0x0000044D)」というエラーが出る。オプションのモジュール項目に対する設定が追加で必要らしい。ここではWindowsWMIを選択してみた。

「[00:47:17 fmv(fmv)] 電源オフ: 失敗 アクセスが拒否されました。(0x80070005)」というエラーが出る。オプション項目の設定ボタンをクリックし、ユーザアカウントを入力する。

「[00:48:37 fmv(fmv)] 電源オフ: 失敗 アクセスが拒否されました。(0x80070005)」Administratorでも同権限のログイン中のアカウント情報を設定してもどちらもダメだった。WMIらしいのでセキュリティーポリシーなどの設定変更が必要なのかもしれない。

wol

とても親切なwolのエラーメッセージを引用:

『現在のユーザと同じユーザ名・パスワードが、相手先の管理者権限ユーザとして登録されているか確認してください。また、項目名は相手のNetBIOS名である必要があります。こちらと相手双方がWindowsNT/2K/XPである必要があります。相手先のLANカードのドライバのプロパティを開き「電源の管理」タブの「電力の節約~」をオンに。』

電源を入れる(MACアドレス)以上の操作に必要なもの

Windowsアカウント
IPアドレス

○ MagicPacketUtility
○ wol193
○ RemotePower
○ リモッチ

機種Dell precision 380は起動でき、BIOSに明示的な項目がある

機種Dell dimension 8300は動作せず、BIOSに明示的な項目がない

電源切断実験『同一LANセグメントのマシンの電源を切る』

電源投入より遥かに難易度が高い・・・?おそらくいずれも同じことが問題となっているのだろう。いまの自分にはこれを解決できない。。。

必読

↓詳しく解説されている

Wake On LANでコンピュータを起動する - @IT :
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/715wol/wol.html

↓ソフトウェア本体のほか、設定ツールやその解説なども充実
セキュリティーポリシー等落とし穴も解説されている。

PC電源遠隔操作ツール リモッチのご紹介 :
http://www.noveluck.co.jp/freesoft/remotch/

ソフトウェア

MagicPacketUtility

使いにくいソフトウェア
現在ダウンロードするのが難しいソフトウェアだがダウンロードは可能
ネットワーク上のIPアドレスやホストネーム、MACアドレスを取得することもできる
特徴としてルータ越えができるという噂だがまだ未検証
電源の投入(のみ)ができる

Wake up On Lan tool(Ver.1.93)

ルータ経由で起動、という項目があるのだからそれに対応しているのではないだろうか。未確認。

Remote Power Version 1.71 Standard Edition

グラフィカルでユーザフレンドリーなインターフェイス。
細かな設定もできる。

リモッチ

PC電源遠隔操作ツール リモッチのご紹介 :
http://www.noveluck.co.jp/freesoft/remotch/

ハードウェア

参考文献

◆ハードウェア

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