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coreserver所有者変更

WP-Super-Cache は WordPress の動作速度を高速化し、サーバーへの負荷を減らしてくれるプラグイン。最初にインストールした際には動作確認をしたのだが、ここ最近coreserverの負荷が大きく、レスポンスも遅い。調べたところ、WP-Super-Cacheが期待した動作をしていないことがわかった。その原因を探してみると、いつの間にかパーマリンク設定が変更されたため、キャッシュディレクトリにファイルやディレクトリが作成できなくなっていたことが原因だった。

ここでは、coreserver での所有者変更を図解する。

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管理画面にログインし、ツールを選択する。

ファイル所有者の修正をクリックして、暫く待つ。

上の図の上から2までは所有者が1000となっている。これがおそらくApacheだろう。

しばらく待ってから再読込すると、全てのファイル権限が自分のものになっている。

※ファイル所有者の修正を行うことで、逆に動作しなくなるものもあるので慎重に実行したい。
※筆者はWP-Super-Cache の恩恵が受けられなくなることは承知のうえで、 WP-Super-Cache をレガシーモードへ変更した。タグやカテゴリ、記事毎にディレクトリとファイルが作成されるが、権限の違いで期待する結果を得られない。この状態で、今回解説した手順をなんども実行することがいくつかの解説サイトでは記述があった。しかし、キャッシュをクリアしてみると(権限があるので)ディレクトリやファイルは削除される。さらにキャッシュを作らせてみると、またApache権限でディレクトリが作成され、アクセスができなくなっている。レガシーモードではキャッシュディレクトリ下にファイルが作成され、ディレクトリは作成されない。すべからく、キャッシュディレクトリに書き込み権限を与えておけばキャッシュ機能は動作する。パーマリンク設定を変更しないという結論に至ったため、coreserverではこのような運用に変更した。

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