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coreserverサーバー間移動をやってみた

ハズレを引いたらしい。と言っても最初からハズレではなくて、ここ最近壊れ始めているサーバーに当たったようだ。当初はきちんと仕事してくれていたので。

さすがに頻発に耐えられなくなり(周1で5時間とかは無理)、移動しよう。ちょうど更新期限が迫っていたのでちょうどいい。なので、ここでは有効期限の移行はやっていない。もしかしたら、有効期限の移行をしたら初期費用が不要なのかもしれないけどその辺はわからない。

いろいろ乗っかっているので面倒。だけど止まっているのはもっと困る。特にメール。DNSをごまかしてメールの二重化とかやっている強者はたぶんいるんだと思うけど、そこまではやっぱ面倒。。。そこまでやるなら GoogleApps でいいやとも思うし。なんならさくらインターネットに乗り換えっていうのもありかも。だけど、どんなにサポが○○でもこのコントロールパネルと言うか、仕様と言うか、それには引かれるものがある…。

~以下は思い出しながら書く体験記~

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さて、初めてのサーバー移動。緊張する。まぁとりあえず復旧を待つ。

復旧を待つ間にテキトーなサーバーを見つける。過去の稼働情報や負荷情報など参考にして。そして、これだと思ったらとりあえず無料アカウント取っておく。前は15日位あったけどいまは5日なのかな。登録情報を送りましたと言われてもそのメールアドレスが問題のあるサーバー上にあるので届かない…。やっぱり復旧を待つ。せめてメールなどの設定一覧が見られればそのまま他に移動してしまうのだけど、それもできない。待ち時間はとても長く感じるし、情報がないから余計にそう思う。そして待つというのは嫌いだ。

そうだな、その間に参考サイトを穴が開くほど読んでおこう。脳内シミュレートも。バックアップ…は取れないんだよね…。

 やっと復旧したらしい。アウトルックエクスプレスが新着メールを教えてくれる。三角のエラーマークから開放される。

  1. 念のため、データベースのダンプとっといて、さらにphpMySQLからもバックアップしとく。たまにバックアップに裏切られることがあるからね。ファイル群はFTPでバックアップ。時間かかる。ffftpのミラーリングダウンロードが魅力的だけどヤツはたまに取りっパグれるのでNextFTPとかで。トラフィック増やしてごめんねと謝るも何度かやっとく。
  2. 古いサーバーのメールアドレス一覧をテキスト形式で取り、新しいサーバーへテキスト形式でインポート。丁寧に仮設定ボタンがあるから、それで。仮設定はたぶんA/MXレコードを無視してくれるんでしょう。一気に設定されて便利だなーと思う。こういうところで他サーバーへ移動する気が弱まる・・・。
  3. んで、FTPで新しいサーバーへ転送しようかと思うんだけど、やっぱ時間かかると思う。参考サイトにも書いてある用にサーバー間コピーがある。バックアップもとったしやってみよう。
  4. 新しいサーバーで操作する。古いサーバーへのFTPログイン情報を入れる。ミラー(削除なし)というビビりな設定で。なのにディレクトリしては/という強気だ。なぜか?メールボックスもコピーして欲しいし、サーバーごと移動なんで欲張り設定よ。参考文献によると転送終了を教えてくれないということなので、実行してからなんどかFTPをリロードしてみる。やっぱり予想通りすごい速度で終わる。計ってないけどたぶん数分。ここでもっとも重要なのは、ファイルの日付が引き継がれることと、パーミッションが引き継がれること。これは驚いた。
  5. ドメインウェブ設定は手動らしい。wwwありなしでハードリンク(だったかな)の場合は転送とか同期設定を忘れずに。まだDNSがこっち向いてないから強制設定。
  6. FTPサブアカウント設定も手動らしい。まぁ当然か。
  7. データベースも復活させる。
  8. タイミング的にあっているかどうかはわからないけどDNS切り替え。昔は早かったけど最近はきっちり15分またないと反映されない。まぁもちろん全部のDNSが瞬時に切り替わるわけではないから何処にアクセししているのか nslookup とかで確認するとか。 dig とか ipconfig /flushdns とか。あと、特殊な場合だろうが内部DNS立ててる人は書き換えも。ハマるとハマる。まぁ最初はドメインではなくてcoreserverのサーバーアドレスに対して作業しておくのが間違いない。昔のサーバーに繋がってたらアレだし。
  9. 基本的にこれでOK~と思ってたらメールが届かない。メールボックス初期化でなんとかできた。残念。ボックス内のメールはウェブ操作であとから転送(自分から自分に転送しても、新しいサーバーへ移動できるとか、他のアドレスに転送)するとか、諦めるとか。もしかしたらうまくやる方法があるのかもしれないけど。
  10. ところが、メールが残っていないアカウントはそれでも良かったんだけど、メールが古いサーバーに残っていてそれをFTPで転送した場合、vpopmailと自分のアカウントの2つの所有権のファイルが混在してる。でもそれは問題ではないらしくて、99999.S99.546みたいなファイルがメールの実態なんだけど、そのS99がサーバー名。旧サーバー名がはいっている。書き換えようにもvpopmailが所有しているファイルを自分のアカウントが操作できるわけもない。削除は可能なので消す。ちなみに、S99のところが新しいサーバーのものになっていればとりあえずサーバーには届いている。ただ、旧サーバーのファイルが有るとうまくいかないようで、いろいろエラーが出る。とにかく消す。FTPで消す。シェルからgrepで消すとかもありなのかな?coreserverはシェルに入れるようになるまで時間がかかるからFTPで消す。
  11. これで完了。移動は極力したくないけれど、移動は簡単にできることがわかった。参考サイトに有った「なれれば30分」も納得だ。

 ちなみに

  • S99のユーザではない。仮にS99からS999に移動するストーリーにした。内容は実際にやったこと。自分が使っていないサービスについては触れていない。メーリングリストとか。
  • コントロールパネルからウェブメールにログインすると赤字でエラーが出る。「”CREATE “INBOX.Sent”」とか「Reason Given: An error occurred while updating keywords: No such file or directory. 」とか。解決できなかったけど、メールの詳細が取得できてないのとか、赤字の件数とかは消すべきメールファイルの数。こちらで確認しておけばらく(かも)。ウェブメールを開いているとき、アウトルックエクスプレスなどから見ているときはヒョイヒョイディレクトリの位置がかわったりするので注意。
  • 思い出しながら書いているので間違いがあるかも。
  • 情報そのものに間違いとか思い込みがあるかも。

メールがNGだった時の送信エラー

Hi. This is the qmail-send program at s999.coreserver.jp.
I’m afraid I wasn’t able to deliver your message to the following addresses.
This is a permanent error; I’ve given up. Sorry it didn’t work out.

<メールアドレス>:
can not open new email file errno=13 file=/ home / vpopmail / domains / ドメイン / アカウント / Maildir / tmp / 1273263486.23094.s999,S=1603

参考文献

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