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Palm Desktop 4.1 のスケジュールをGoogleカレンダーに移行する

Palm(ソニーのクリエシリーズ)を2004年ごろ購入したらいいのだけど、何故かあまり使わず。便利なんだけど。

だけど、Palmと同期できるスケジュール管理ソフト Palm Desktop は使い続けていた。また、7が便利なのはわかったけど移行が面倒で未だにXPをメインに使っている。最近はVistaだ7だと次々出てくるわ、クラウドコンピューティングだと様々な変化があった。

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Webサービスを作る側でもある自分は、非OS依存の素晴らしさを知っている。Googleなどのサービスを利用すると様々なデータを一元管理でき、メンテナンスフリーだしコストも非常に低い。裏をかえせば少し怖い面もある。怖いにも種類があるけれどここではサービス停止が一番怖い。前例もあるし。そんなこともあってかGoogleはオフラインでも作業ができるように順次対応しているようだ。これが踏みきれた最大の理由ではあるけれどその恩恵を受けたことはないし、詳細にメカニズムを知っているわけでもない。なんとなくの領域だ。

それらが揃ったところで、ようやく移行しようと思ったわけで。ところがPalmDesktopはマイナーな存在なのかなかなか難しい。早速文献を読みあさる。

結局たどり着いたのがSync CRM and PIM data with iPhone, BlackBerry, Palm Pre, Google, Windows Mobile, and Palm OS – CompanionLink Softwareを使ってデータをGcal(Googleカレンダーをそう呼ぶらしい?)に入れ込む方法。あくまで”移行”なので一方通行で構わない。同期はしない。流し込めればいい。多分ソフトの性能からすると同期もできるんだろうけど私には必要ない。

この辺のソフトは4000~12000円くらいするけど1度しか使わないのでちょっともったいない。とはいえ、それくらいの価値はあるんだけど…。で、なんとそのソフトはメールアドレスの登録は必要だけれど14日間のトライアル期間があって、制限なしに使える(とたぶん英語で書かれているんだと思う)。これは素晴らしい。参考サイトではSugeeeeと表現されていたが、本当にSugeeeeeeeeeeeソフトだった。

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デフォルトでは90日間のデータを移行するようになっている。私は2005.04.01からPalmDesktopを使っているので、だいたい1825日くらいのデータ(=約14,000件のデータ=読み込み件数と大体同じだった)を移行することになる。参考文献にあったように、たまにフリーズするけど。。。

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※バックアップ作ってから作業するのは当然として、Gcal側にテストカレンダーを作って作業するといい。テストに成功したらGcalのエクスポート機能を使ってiCal形式でダウンロード。そして本番用のカレンダーでインポートすればいい。

と思ったらいくつか落とし穴。

  • カレンダーごとコピーは出来ないらしい=一旦インポートエクスポートが必要
  • インポートはファイルサイズ1M以下でなければならない(私の場合は3倍以上になってしまった)
  • ここで紹介したソフトウェアを利用して2005年4月1日からの約12,000件のデータを転送した。が、一筋縄ではいかない。Google側が取りこぼすのか、ソフト側の問題なのか、とにかく転送されないものがある。結局何回も転送、転送、転送、で一日がかり。。。でも、結局は転送できた。その辺がはまったところ。ソフトのバージョンは日本語版の3.0でした。
  • 転送は通常90日になっている。きっかり設定するとどうもうまくいかなかった。1740日くらいのデータを送ろうとしたらうまくなので2000日にしたらうまくいった。
  • データは日数指定の大きさに関わらず全件読み込まれる。少しばかりマシンパワーが必要かも。

◆参考文献

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