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■各部の名称と機能
●各部の名称

●メニューから呼び出せる機能
カスタマイズを行っていない場合のメニュー構成は以下のようになっています。
カッコ内はショートカットキーです。
例えばCtrl+Nなら、Ctrlキーを押しながらNを押すことで同じ機能を呼び出せることを表します。
- 「ファイル」メニュー
- 白紙にする(Ctrl+N)
- 開く...(Ctrl+O)
- 選択したファイルを読み込んで、現在編集中のメモにコピーします。
一般的なエディタでは編集するファイルが切り替わりますが、Light
Writeはそうではありません。
別のソフトでファイルを開いて、それをコピー&ペーストでLight
Writeに貼り付けるのと同じ動作となります。
- 上書き保存(Ctrl+S)
- 現在のメモを保存します。
ページを切り替えたり、Light Writeを終了するときにも自動で行っています。
- 名前を付けて保存...
- 現在のメモを任意の名前で保存します。
すでに存在しているファイル名を指定すると、上書きすることになります。
- Light Writeの終了(Ctrl+Alt+F4)
- 常駐も含めてLight Writeを終了します。
常駐をそのままにする場合はウィンドウの×ボタンを使ってください。
- 「編集」メニュー
- 元に戻す(Ctrl+Z)
- 元に戻すの取り消し(Ctrl+Y)
- 切り取り(Ctrl+X)
- コピー(Ctrl+C)
- 貼り付け(Ctrl+V)
- 削除
- 検索...(Ctrl+F)
- 検索バーを開き、検索ボックスにフォーカスを移します。
- 次を検索(F3)
- 前回行われた検索の続きを行い、次の候補を探します。
- 置換...(Ctrl+H)
- 検索バーを開き、置換ボックスにフォーカスを移します。
- 行を指定して移動(Ctrl+G)
- 行を指定するダイアログボックスを開き、指定された行に移動します。
- 選択文字列をGoogleで検索
- すべて選択(Ctrl+A)
- 日付と時刻を挿入(F5)
- キャレット位置に「年/月/日 時:分:秒」形式の文字列を挿入します。
Windowsの設定によっては違う形式になることもあります。
- IMEの切り替え
- 再変換
- 確定した文字列の再変換を行います。
選択範囲がある場合はその範囲で、ない場合は自動的に区切りを認識して再変換を行います。
- 「書式」メニュー
- 右端で折り返す
- ウィンドウからはみ出してしまう文字列をスクロールして見るようにするか、折り返して次の行に持っていくかを切り替えます。
- フォント...
- メモの表示フォントを変更します。
Light Writeはテキストデータを扱うメモソフトですので、メモ全体でひとつのフォントです。
- 「表示」メニュー
- 最前面表示
- 最前面表示のON/OFFを切り替えます。
最前面表示になると、他の(最前面ではない)ウィンドウの下に隠されなくなります。
- ウィンドウシェード
- 非アクティブになったとき、ウィンドウをタイトルバーだけの表示にします。
最前面表示とともに使うと、他のウィンドウで作業するときに小さくなってくれるのでお勧めです。
- メニューバー、ツールバー、新規ページボタン、ページ選択タブ、ページ選択ボタン、クリップボード履歴バー、検索バー、ステータスバー
- それぞれ、選択したバーやボタンの表示/非表示を切り替えます。
必要が無いものは非表示にしておくことで、編集画面を広く取ることができます。
- タスクトレイに常駐
- 図のようにWindowsのタスクトレイに常駐します。

この状態では、ウィンドウの×ボタンを押しても見えなくなるだけで、終了しません。
見えなくなっているのを元に戻すときはタスクトレイアイコンをクリックします。
この設定をONにしたまま終了するには、「ファイル」メニューまたはタスクトレイアイコンの右クリックメニューから終了してください。
- 確認ダイアログ
- 確認ダイアログの表示を切り替えます。サブメニューでチェックが入っている項目に対して、確認ダイアログを表示するようになります。確認ダイアログを表示させない場合、基本的に「はい」が選ばれたものとして動作します。
- 現在のウィンドウ配置を記憶、起動時にウィンドウ配置を復元、終了時にウィンドウ配置を記憶
- 「起動時にウィンドウ配置を復元」と「終了時にウィンドウ配置を記憶」をONにしておけば、終了したときの場所で起動するようになります。
- 決まった場所で使いたい場合は、「起動時にウィンドウ配置を復元」だけをONにして、気に入った場所で「現在のウィンドウ配置を記憶」すれば、うっかり場所を移動しても次の起動時には記憶した場所に戻ります。
- 「ページ」メニュー
- 新規作成(Ctrl+Alt+N)
- 新しいページを作ります。
設定はデフォルトの設定で決めたものが使われます。
ページ名は同じ名前のものが複数存在しないように、[1],
[2], …と番号がつきます。
- 前のページ(Alt+←)、次のページ(Alt+→)
- 選択中のタブの左側が前のページ、右側が次のページです。
- リング構造
- 有効の場合、移動の際にページの先頭と末尾が繋がり、次のような動作になります。
先頭のページから前のページに移動しようとしたとき、末尾のページにジャンプします。
末尾のページから次のページに移動しようとしたとき、先頭のページにジャンプします。
無効の場合、上記のような移動はできません。
- 保護
- ファイルの保護を切り替えます。
保護状態ではファイルは読み取り専用になり、メモの編集ができなくなります。
保護としては非常に弱いものですので、うっかり編集の防止程度と考えてください。
- 設定
- 並べ替え
- デフォルトの設定
- ページを新規作成したときのページ名やフォントを設定します。
- 削除
- ページを削除します。
削除されるページのデータを保存しているファイルも削除されるので気をつけてください。
- 「ツール」メニュー
- クリップボード監視
- クリップボードを監視し、テキストがコピーされたときにそれをクリップボードに記憶したり、Light
Writeのメモに直接貼り付けたりできます。
- 起動時にIMEをON
- Light Writeを起動したとき、日本語入力状態にします。
- 選択したらコピー
- 選択を行うだけでクリップボードにコピーします。
「しない」(この機能を使わない)、「保護中のメモのみ有効」、「すべてのメモで有効」から選んでください。
検索ボックスなど、メモの編集領域以外の部分はこの機能の設定にかかわらず動作しません。
- Quick Memoからの移行
- <使用前に Quick Memo および Light Write 双方のファイルのバックアップをお勧めします。>
前作 Quick Memo のメモを持ってくる機能です。
Quick Memo のフォルダを選ぶと、メモの設定画面になるのでファイル名などを設定していくと移行が完了します。
ファイル名は Quick Memo でつけていたタイトル名になっているので、基本的には OK を押していくだけで進みます。
ファイル名に使えない文字があったり、すでに同じ名前のファイルがある場合には別の名前にしてください。
- 「ヘルプ」メニュー
タブをダブルクリックするか、「ページ」メニューから設定を選ぶと設定画面になります。
ページ名(ファイル名としても使います)、タブ幅、折り返し、フォントの設定ができます。

.txtのチェックを入れておくと、ファイル名に.txtの拡張子がつきます。(ページ名に拡張子を指定する必要がなくなります)
通常は、ONにしておいてください。
●ページの並び替え
ちょっとした移動なら、ドラッグ&ドロップで済ませると簡単です。

移動先が遠い場合などには並び替え画面のほうが便利でしょう。
「ページ」メニューの「並び替え」でこの画面になります。

移動するページを選び、右側のボタンで移動させます。
●検索、置換
検索、置換はコンパクトな検索バーからできます。

検索バー上(入力ボックスを除く)で右クリックすると、オプションを設定できます。
検索ボックスの隣にある「↓次」と「↑前」でそれぞれの方向に候補を探します。見つかった文字列は選択状態になります。
置換ボックスの隣にある「↓次」と「↑前」でそれぞれの方向に候補を探して置換を行います。
置換を行うときに、Shiftを押しながらボタンを押すと、置換を行いません。(検索側のボタンと同じ動作になります。)
必要なところだけ置換するのに便利です。
(上記のShift操作もあり、ボタンが二組あるのはどうも無駄っぽく見えますが、検索側にボタンが無いのも不便そうなのでそのままです。)
●クリップボード監視、クリップボード履歴
LightWriteではクリップボードにテキストがコピーされたとき、そのテキストをメモとして挿入したり、クリップボード履歴に記憶することができます。
この機能を使うには、「ツール」メニューで「クリップボード監視」をONにします。
さらに、使いたい機能に応じて以下の設定を行ってください。
- クリップボード履歴を使う場合
- クリップボード履歴バーを表示し、それを右クリックします。
出てきたメニューで「クリップボード履歴を使う」をONにします。
- 設定が済んだら、クリップボード履歴バーは閉じておいても構いません。
- クリップボード履歴からテキストを貼り付けたいときは、リストから貼り付けたいものを選んで、下部にある「貼り付け」ボタンを押します。
貼り付けボタンを押す代わりに、リストの項目をダブルクリックしても構いません。
- テキストは、カーソル位置に貼り付けられます。
- 履歴は100項目まで取れます。それ以上になると、古いほうから消えていきます。
- クリップボードにコピーされたテキストを直接貼り付ける場合
- クリップボード履歴バーを表示し、それを右クリックします。
出てきたメニューで「コピーされたら直接貼り付ける」をONにします。
テキストはカーソル位置に貼り付けられます。
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