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インストアコード

たいへん愚かなことに、すでに物流システムとかいろいろなシステムを組んでしまっている今になって知ってしまったことがある。

インストアコード。

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漫画家さんの国語表現や独自の世界にはいくつもの間違いや理想があって、現実と違うことが多い。

両津勘吉はこちら葛飾区亀有公園前派出所のメインキャラクタ。

彼はレーザーディスクだったかコンパクトディスクだったかを顕微鏡などで覗きこんでそこに何が映っているのかを見ていた。しかし、実際は凹凸が見えるだけで、この凹凸が0と1の組み合わせを表現している。これを解析すると一つの映像や音声などんデータになる。これは誤り。

(誤りともいえない:もしA4用紙に運命の「じゃじゃじゃじゃーん」の部分を0と1で書き出したら、400メートルになる。音楽でこの容量なので、映像になったらさらに多くの情報とフォーマットとコーデックとーーを脳みそで解析することができたら可能だけど)

ところで、同じ様に彼はスーパーマーケットに出向いた際に、バーコードを削り、価格を変えてしまうシーンがある。なんとなくありがちで、是非はともかく、身につけたいと強く思ったものだ。しかし、実際にはない。商品にあるのは単に商品コードなので、直接的に価格を変えることはできない。商品コードをレジでスキャンし、直ちにメインコンピュータにその番号がいくらなのかを問い合わせ、オペレーションの軽減やヒューマンエラーを回避することが目的だからだ。

つまり、無理なのだ。

(無理を言えば、極端に安い商品のバーコードを任意の商品のラベル上で表現できたら安くすることはできなくもないが…。しかし、表現するのは感熱紙上なので、爪で表現を変えるとすれば、熱を持てるように高速で引っ掻きつつ、コードを表現するための間隔や太さを確実に再現しなければならない。しかも、感熱紙だから黒い部分を増やすだけだ。つまり、現在のコードを認識し、バーコード規格が当然のように表現でき、他の商品のコードを把握していて、黒いバーを増やすだけでしかできない、このときどの商品コードにすれば(しかもバーを増やすか太くするしかできない)安くなるのかを瞬時に考え、表現することができる・・・神業。というかこれ以上は空想科学読本あたりに続きを書いてほしー)

しかし、これに誤りがあったことに今更気がついた。接価格を記載したインストアコードかぁ・・・

設計者によるんだろうが

・物流系だと「State1+Cat2+Cat2+Cat2+Item5+CD1=13」をよく用いていたので誤りかなぁ。。。State=2が多いのでその時は免れるかなぁ。。。

・汎用系だと超適当なんで「Item4+CD1」とか。
せめて8桁にしろとか言われそうだ。桁をそろえないとCD計算しないモジュールとかもあるのでその辺ルーズさを入れると計算式が面倒になったような気がした。

しまった・・・。もう少し仕様をきちんと確認しておくんだった…。というかチームとか複数の会社がミーティングして誰も指摘しないのはなぜだ?

新たにオンライン系POSシステムを作らなきゃかもーで新しい設計資料を作ってて偶然見つけてしまった・・・。

参考文献

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