Google の AdSense で広告を表示させるとおおよそその記載内容にあった広告が表示される。当然それは記事の内容を解析した上で関連性の高い広告を表示するもので、それがGoogle AdSenseの強みとも言える。逆に解釈すれば、十分な文章量がない場合、その記事に何が書かれているのか判断が狂うことがある。セッションターゲットを使うと、これを矯正することができる。
通常は十分な文章量のある様々な人に必要とされる良質な記事を書くことが推奨されているが、例えばWordPressならテーマ「p2」のようにTwitter風の使い方もできる。文章量が少ないかわりに、更新頻度が高く、話題も幅広くなる可能性がある。そういった場合でもおそらくサイト内がどのような内容を主張しているのかを解析して関連性の高い広告を表示してくれるだろう。もし、広告がうまく表示されない場合には次の方法で本文を的確に伝えることができる。
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ここが本文ですよと強調したい
<!– google_ad_section_start –>
~ここが本文で、これに関連する広告を表示して欲しい~
<!– google_ad_section_end –>
ここは本文ではないですよと強調したい
<!– google_ad_section_start(weight=ignore) –>
ここはウィジットや広告、アーカイブやカテゴリだから無視してね
閉じタグ
下記で掲載されている説明用の図でも <!– google_ad_section_start(weight=ignore) –> で開始し <!– google_ad_section_end –> で閉じているようですので、これで宜しいのではないでしょうか。
http://adsense-ja.blogspot.com/2009/08/adsense.html
(「<!– google_ad_section_start(weight=ignore) –> の閉じタグについて – AdSense 公式ヘルプフォーラム」より引用)
注意事項
セクション ターゲット タグ内部に十分な量のコンテンツを含める必要があります。コンテンツの量が不十分な場合、関連性の低い広告や公共サービス広告が表示される可能性があります。さらに、この機能はお客様のサイトの関連コンテンツの重要セクションを強調する場合のみ使用できます。お客様のページのコンテンツに関連しない広告を結果として表示するように広告のターゲット設定を人為的に操作することは、プログラム ポリシーに違反します。
(「セクション ターゲットの概要とその設定方法 – AdSense ヘルプ」より引用)
※ページ内のセクションをいくつでも指定できるが、反映されるまで最大 2 週間掛かる。
参考文献
- セクション ターゲットの概要とその設定方法 – AdSense ヘルプ
- Inside Adsense – 日本語: 成功事例とビデオで見る、モバイル コンテンツ向け AdSense 活用方法
- <!– google_ad_section_start(weight=ignore) –> の閉じタグについて – AdSense 公式ヘルプフォーラム
※筆者がかつて長文、短文の入り混じる日記を公開していたとき、AdSenseによる広告を表示していたが、特に困ったことはなかった。Google先生にはすべてお見通しのようで。内容がバラバラの場合はYahooのインタレストマッチが有効な気がするが、どうもYahooさんはそれっぽい広告を出してくれない…。
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