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ソフトウェアのデジタル署名(1)

Windows をはじめとするOS そのものの機能や、セキュリティ対策ソフトウェアによって、署名されていないソフトウェア・プログラムの実行には、その許可を求めるステップが入る。

Windows の場合は、ブロックを解除することによって利便性を確保できるが、セキュリティ対策ソフトウェアなど場合によっては意図する実行でさえ許可してくれず、削除するしかないような場合もある。

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理由はいくつかあるが、おそらく多いだろうものが「デジタル署名」されていないことではないだろうか。少なくとも筆者はその影響を受けていて、実行されない理由がデジタル署名らしいことが明記されていた。

そこで、デジタル署名について検索してみるが、多く出てくる回答はメールのデジタル署名や暗号化についてだ。恥ずかしながら、これが共通するものなのか、それとも調べる対象が誤っているのかさえわからない。

ソフトウェアへのデジタル署名

個人的に、ソフトウェアの多くはポータブル版を利用している。

可能な限りクラウドなどのオンラインサービスを利用することで、ブラウザとインターネット、ID とパスワードさえあれば、ほとんどの環境でいつもどおりの作業が行える。しかし、一部はブラウザで処理するよりも、ローカル環境でソフトウェアを利用して 処理したほうが良いことがある。

そのためにポータブル版を利用してい る。例えば突然パソコンが壊れてしまって、復旧までに時間がかかるとしても作業をとめることはできない。このような場合、ポータブル版が威力を発揮する。 不要になったらフォルダを削除すればよく、アンインストールも簡単だ。さらにランチャなどを併用すれば起動までのステップも簡単になる。

ポータブル版についてはこちらで

ポータブル版ソフトウェアを多く排出するウェブサイトPortableApps.com からダウンロードしたソフトウェアも今までは起動時に実行するかの選択肢が表示され、ブロックを解除するまで面倒だった。頻繁にバージョンアップするソフ トウェアがあればあるほど、この小さなステップは大きな作業の中断時間に累積されていく。

→ 続く

参考文献

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