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Windows Movie Maker 2.1 / 2.6

Windows標準の動画編集可能なフリーソフトウェア。標準というとフリーソフトや脇役というイメージを持つひとが多いようだけれど、なかなか隅に置けない。なぜなら販売されているタイトルや結婚式のプロフィールビデオを Windows Movie Makerで作っている人も少なくないからだ。

基本的な機能は備えており、テキストを挿入出来るソフトウェは限られるため、造るものによっては重宝する。

また、こういった作品を作成するには様々なソフトウェアを組み合わせて作業することは珍しくないため、標準添付ソフトであるからといって先入観を持ってはいけない。

対応フォーマット

  • 動画  avi、mpg、m1v、mp2、mp2v、mpeg、mpv2、wm、wmv、asf、dvr-ms
  • 画像  jpg、jfif、gif、png、bmp、dib、tif、tiff、wmf、emf、wdp
  • 音声  wav、aif、aiff、aifc、snd、mp3、au、mpa、mp2、wma、asf

ダウンロード

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使い方

ムービーの保存ウィザードで、書き出しを設定する。

保存設定をする。

推奨設定または詳細設定ができる。

詳細設定の例。

書き出し中。

書き出し中。

問題点1

例えばトラックにある写真全てにセピア、フェード効果を加えたい場合、一つづつ対処しなければならい。すべての写真を選択することはできるが、それらに同一の設定を行うことはできないようだ。

問題点2

mp3ファイルを利用して作成したところ、音割れが起きた。これは無視できないレベルで、まるでフライトレコーダーを聞いているようだ。マイクロソフト社のサポートページによれば、より高音質なファイルを利用しなければこの問題を回避できないとしている。

昔、音楽ファイルのエンコードを実験したことがある。まだmp3などの音声圧縮技術がではじめの頃で、ハードウェアとしても容量が非常にすくくなかった時期でもあり、エンコードをうまくすることが沢山のファイルを保存する術となっていた。この時の記憶を思い出せば、96kbpsでは人が聞いたときに違和感がある。128kbps以上ではその違いは筆者にはわからなかった。音質に拘る人は196kbpsで保存する人が多い。

マイクロソフトによれば、少なくとも160kbps異常でなければならないとしている。試しに128kbpsのファイルをwavファイルへデコードして試したものの、結果は変わらず。当然といえば当然だが。

また、ファイル形式によっても影響があるようで、DV形式であればより顕著にそれがでるとも書かれていた。最終的なオーサリング時の劣化を考えると編集中は無劣化、無圧縮に近い作業を行いたいため、必然的にDVやAVI形式を選ぶことになる。あえて、WMVにするも問題は解決しない。プレビューでは全く問題なく動作しているのに、書き出すと途端にダメダメになってしまう。

Windows Movie Makerは新バージョンも出ているようなのでそちらで問題が解決されているか試してみたい。

※使用したバージョンは WindowsXP / Windows Movie Maker 2.1 (Vista用には Windows Movie Maker 2.6がある)

公式サイト

参考文献

Windows Movie Maker 2.6

Windows Movie Maker 2.6 はWindows Vista 向けに提供されているフリーソフトウェア。Windows Live ムービーメーカー も提供されているが、Windows Movie Maker 2.6 であれば利用出来る拡張が多く公開されているため、作品によってはWindows Movie Maker 2.6 を使いたこともある。

※Windows Movie Maker 2.6 と Windows Live ムービーメーカー は共存できる
※ここではWindows7 SP1 64bit にインストールした

ダウンロード

  • ダウンロードの詳細 : Windows ムービー メーカー 2.6

インストール

Next をクリックする。

同意できる場合には Install をクリックする。

Finish をクリックする。

起動例。

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