WordPress のバックアップには WP-DBManager がよく使われているようだ。筆者も利用している。ところが、今回新たにサーバーを借りたところ、mysql、mysqldumpなどのパス記載が見当たらないことに気が付いたので、サポートに聞いてみた。するとphpMyAdminを使ってねと返信があったものの、質問の回答を得ることはできなかった。おそらくコマンドが非公開となっているのだろう。
そこで、どのようなツールがあるか調べてみた。バックアップツールとしては backupwordpress、wp-db-backup、wp-dbmanager などがあるらしい。うちWP-DBManager はパスを必要とするので当然使えない。backupwordpress についてはwp-cron関連の問題が寄せられており、現在もそのバージョンが最新となっていることから、開発が終了してしまっているのだろう。すると、消去法でwp-db-backupを試してみることになった。
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インストール
検索してインストールするか、このページ下部からダウンロードできる。
プラグインを有効化する。
テスト
管理画面の ツール>バックアップ が追加されている。
左が必須、右がオプションテーブルだ。今回は全て選択する。シフトキーを使うと一括選択できる。
ここではメールで送ってみる。Gmailが指定されている。Gmailは場合によって受け付けない(迷惑メールではなく)ことがあるので、届いているかは重要なテスト項目だ。
進行状態がプログレスバーで表示される。バックアップを完了のあと、メールを送信中…のまま止まってしまったが、これで正しいらしい。
メールを確認すると圧縮されて届いた。このデータベースバックアップ(画像)は、ほぼ初期状態だから非常に小さい。展開して確認することも必要だろう。
運用設定
テストが確認できたら自動運用させる設定を行う。必要なテーブルを選択し、定期バックアップをクリックする。
すると、次回バックアップの日時が自動的に設定される。深夜などにおこないたい場合には変更しておく。
ダウンロード
参考文献
- WordPress › フォーラム » mysqldumpが使えないサーバー
- WordPress › フォーラム » DBバックアップのプラグイン
- WordPress のデータベースを自動バックアップするプラグイン WP-DB-Backup | Sun Limited Mt.
- WordPressのデータベースを自動バックアップしてくれるプラグイン「WP-DB-Backup」 – btmup Blog
- データベースのバックアップ:WP-DB-BackupとphpMyAdminを使う – blog.yuco.net
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