発端は、Windows2000 や Windows98 では最大化ができるが、WindowsXP では最大化ができないことに気がついたことだ。設定等を見直してもそれらしい項目や思い当たるフシがないから、アップデート可能かを調べたところ以下を見つけた。
ダウンロード
VMware Player
※VMware のホームページの情報によれば、下位互換がない場合があるらしいから、必要ならダウンロードして対処しておく
VMware Tools
※Windows 2000 and later は tools-windows 、Windows 95, 98, Me and NT は tools-winPre2k を選ぶ
7-Zip
※WinRAR を利用することが多いのだが、今回の作業では 7-Zip を利用したほうがスマートに作業できる
- 7-Zip
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iso イメージファイルの取り出し
準備
ここでは G:\ ドライブに 「新しいフォルダ」 を作成し、ダウンロードしたファイル(tools-windows-8.4.5.exe.tar)を保存した。
共通(ファイルの解凍)
tar 形式で圧縮されているから、7-Zip で解凍する。
tools-windows-8.4.5.exe が取り出される。通常このファイルを使ってインストールするらしいが、上手くインストールできなかった。
exe ファイルから msi ファイルの取り出し
調べてみると msi を抽出する方法や iso イメージファイルの取り出しができるようなので、iso ファイルを取り出すことにした。
※WindowsXP の場合の操作例
- ファイル名を指定して実行の画面を出す
- cmd と入力し、OK をクリック
- 図のように新しいウィンドが現れる
- 先ほど取り出した tools-windows-8.4.5.exe をドラッグアンドドロップする(パスなどの入力簡略)
- 上の続きに /e .\contents と入力し、Enter を押す
- contents フォルダ内に tools-windows.msi を取得できた
msi でインストールする場合はここでインストールするのだと思うが、ここでは iso ファイルをとり出すので msi ファイルを分解する。
msi ファイルから iso イメージファイルの取り出し
取り出した tools-windows.msi を7-Zip で解凍すると、 windows.iso を得られる。
インストール
取り出した iso イメージファイルを仮想マシンの光学ドライブに読み込ませインストールする。
参考→pc.casey.jp » [VMware] VMware Tools のインストール(図解)
確認
バージョンが 8.4.5 になっていることが確認できた。直ぐには最大化はできなかったが、一度VMware Remote Console を終了し、再度 VMware Remote Console を表示させたところ、期待通りの動作をした。が、タスクトレイアイコンに三角マークが付いているのが気になる。動作に問題はないようだがスッキリしない。
また、ログには「VMDebug driver (version 7.3.4.7) was not enabled. This driver is required by the replay debugging feature of VMware Workstation. If you are using other VMware products or not using replay debugging, please ignore this message.」と記載されていたが、調べると無視して良いとあった。
全体的に見ると、どうもVMware Server2 とVMware Tools はあまり仲良しではないらしい。
参考文献
- VMware Tools – limber.jp
- VMware Tools のダウンロードURI | My備忘録(又の名を雑記帳)
- Networld HelpDesk
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