vmdkファイルはvmwareの仮想ハードディスク。
予めその容量を割り当てておくこともできるし、使った分だけ消費するようにもできる。容量を割り当てておくことで高速に利用できるほか、ファイルのサイズはおよそ、その容量より、小さくも、大きくもならない。
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容量を割り当てない場合、最小のファイルサイズから利用し始めることができる。例えば、仮想ハードディスクが16Gの割り当てであっても、実際のファイルは4Gしか消費していないこともある。
しかし、割り当てていない場合、このファイルが肥大化することがある。例えば、仮想ハードディスクが16Gの割り当てなのに、ファイルサイズが20G消費していることもあるからだ。残念ながら標準機能のデフラグではこれを小さくすることはできなかった。その場合、VMware Command Line Tools の vmshrink コマンドを使うと問題を解決できる。
このプログラムはゲストの中から使う。
ゲスト中に実行すると空き領域を埋めていく作業が始まる。その後、vmwareとの通信が行われ、圧縮(シュリンク)される。
試したところでは、仮想ハードディスク20Gのとき、消費ファイルサイズが16.6Gだった。標準のデフラグなどをしてみたが、サイズが変わらない。そこで、このソフトウェアを実行してみた。結果、ファイルサイズは3.7Gになった。ただし、仮想ハードディスクと同じだけの空き容量がないと実行してくれないことと、LVMではダメだろうということだ。まずは成功したWndows版についてだけメモしておく。
ダウンロード
参考文献
- れぶろぐ – [VMware] vmshrink コマンドで仮想ディスクを圧縮 :
http://www.revulo.com/blog/20061109.html
oldId.20090620041440797
(追記)仮想な背中(vmshrink)の入手先を探す
「仮想な背中(http://chitchat.at.infoseek.co.jp/vmware/vmtoolsj.html)」からダウン ロードするように記載したが、その後infoseek のサービス終了でホームページが無くなってしまった。そして、いまvmshrink が必要になった。どこで入手できるだろうか。
vmw-060510.tar.gz というファイルを調べてみると http://98.15.203.119/Virtual%20Machine%20and%20OS%20Emulators/~files.lst が出てきた。記載されているアドレスからファイルが取得できた。
さらに調べると vipergts99のTips にinfoseekの無料HPサービス死亡関連 避難所 からダウンロードできるとも書かれていた。