WordPress プラグイン「WP-SlimStat-Ex」のコア部分がSlimStat というアクセス解析プログラム。逆に言うとSlimStat をWordPress から利用できるようにしたのがWP-SlimStat-Ex などだ。必要な情報が即座にわかり、日本語などのマルチバイト検索語などにも対応している。
ただし、少なくとも「WP-SlimStat-Ex」ではデータベースに格納するデータが肥大化してしまう問題と、そのデータを完全に削除する機能が見当たらない(古いデータを削除する機能はあるのだが・・)。検索して出てくるのはテーブルを削除するというもの。これが長時間のサイト運営や、アクセスの多いサイトなどでは数百メガを超えるデータ量になってしまい、データベースなどのバックアップファイルを転送するプラグインの実行に支障が出ることもある。不思議なことはこの問題に触れたサイトと検索で出会えないことだ。
ダウンロード
- SlimStat: Download
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インストール
Step1/3
FTP 転送し、URL をブラウザからアクセスする。設定を行うように表示されるので、ファイルを開いて設定を行う(後述)。Next Step へ進む。
Step2/3
Next Step へ進む。
Step3/3
Next Step へ進む。
Finish をクリックし、ファイルを調整する(後述)。
設定
設定はconfig.php で行う。
データベース設定
/** Database connection */ var $db_server = 'localhost'; // Leave as localhost unless you know otherwise var $db_username = 'username'; // The username used to access your database var $db_password = 'password'; // The password used to access your database var $db_database = 'database'; // The database containing Slim’Stats tables
※何故か「’」が数箇所、マルチバイトになっていた
その他の設定(抜粋)
統計情報の閲覧に認証が必要か
※デフォルト不要
/** Username/password required to login to SlimStat */ var $slimstat_use_auth = true; var $slimstat_username = 'admin'; var $slimstat_password = 'admin';
タイムゾーン
※デフォルト’Europe/London’
/** Timezone. Must be one of PHP's supported timezones. * See http://php.net/manual/en/timezones.php for a list. */ var $timezone = 'Asia/Tokyo';
記録しないIP アドレスの配列
※デフォルトではプライベートIP アドレスが設定されている
/** Don’t log hits from these IP ranges */ var $ignored_ips = array();// '192.168.', '10.', '127.' );
ユーザーエージェントを記録するか
※デフォルトでは記録する
/** Whether to record user-agent strings in the database. * The database will be smaller if this is disabled */ var $log_user_agents = true;
クローラを記録するか
※デフォルトでは記録しない
/** Whether to log hits from crawlers. * The database will be smaller if this is disabled */ var $log_crawlers = false;
解析タグの例
以下はスクリプトとして埋め込む場合。他にもPHP でinclude_onece 用などもある。
<script type="text/javascript" src="/slimstat/?js"></script>
javascriptの方が取得できる項目は多い。携帯サイトなどではphp用の方が有利かも?
(「slimstatのインストールと設定」より引用)
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