巷で安く手に入るようになってきたDVD-R。その容量は4.7G。これは片面一層の場合。そして、最近はBlurayも出回っているが未だ高価だ。
その中間にあるのが二層式のDVD。見た目は同じだけれど8.5Gものデータを収めることができる。市販されているDVDのパッケージにも二層式かどうか書かれている。また、DVDをパソコンから表示させたときに、その容量が4.7Gより大きければ二層式であることがわかる。
自分で作成したDVDなど大切なデータは、劣化を恐れると大きな容量の二層式で保存したくなるけれど、友人らに送るときなどある程度質を落としても差し支えない時や、バックアップ/通常使用などの時には安価なDVD-Rを利用したい。(両面二層や他の規格もあるけれどここでは割愛)
そこで登場するのが、DVD Shrink。このフリーソフトウェアを利用すると、一般的な4.7GのDVD-Rに収まるように自動的に圧縮してくれるという優れもの。また、4.7Gと言っても実際にはその他のデータが入ったり、容量の計算の誤差によって4.3Gくらいしか入らない。DVD Shrinkはその辺を全部考えてくれる素晴らしいソフトウェアだ。
物理ディスクはもちろん、パソコン内にあるDVDデータ(VIDEO_TSやAUDIO_TS)フォルダを参照して読み込ませることもできる。また本サイトではiso形式で出力する動画編集ソフトウェアも紹介しているが、isoファイルをマウントさせることで、仮想DVDドライブとしてパソコンに認識させれば、あたかも実在するDVDディスクを扱っているかのようにDVD Shrinkに作業させることもできる。
◆使い方
▲ディスクを開く(iso形式のファイルを仮想DVDドライブとして扱いたい場合はこの前の段階で認識させておくこと)
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▲ドライブを指定する
▲バックアップをクリック
▲出力設定をする。ここではisoファイルにした。
▲エンコード中
▲完了
ここでできたisoファイルをImgBurnなどで新しいDVD-Rに焼き付ければ完成。
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