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Google アドレス帳を別のアカウントと同期する(調査編)

さて、OutlookExpress をGoogle のアドレス帳と同期しようとしたのだが、上手く行かなかった

仕方なくそれ(上図)は諦めるとして、今度は幾つかあるGoogle のアドレス帳を相互に参照する方法やってみようと思う。

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例えば組織内アカウントA が追加・編集した最新の連絡先情報を、アカウントB も参照でき、同様にアカウントB が編集した情報もアカウントA が参照できる状態が可能かを調べる。

というかそうしないと個別のアカウントの場合はともかく、組織内で道一の連絡先情報を利用することを考えた場合、アドレス帳を管理する労力が恐ろしいことになってしまう。

アカウントの種類

まず、Google のアドレス帳といっても幾つかある。

  • Google アカウント(~@gmail.com)
  • GoogleApps アカウント (~@example.com)
  • GoogleApps アカウント (~@example.com)、かつ有料契約

など。同じように使えるようになってきてはいるけれど、実は違うかもしれないので、まずは「GoogleApps の無料版」でできるかどうかを試す。GoogleApps 無料版にもドメイン管理者メニューにはアドレス帳の共有設定項目があるからできるのではないだろうか、ということで。

機会があれば・・・

また、別の機会にGoogle アカウント(~@gmail.com)でも試してみる(ちなみに「Gmail にある連絡先を、他のGmailアカウントと共有したいのです – E-Mail – 教えて!goo」によればGoogleApps 使えば?という回答があるので、できないのかもしれない)。

もし、やる気になったらGoogleApps アカウントとGoogle アカウントでも可能かも試す。…やりたいことは多いけれど、先は長そう。

共有方法を探す

CSV ファイルで?

検索して出てきた方法が以下のもの:

連絡先を社内で共有するには CSV 形式のファイルで連絡先リストを共有します。連絡先データは簡単にエクスポートする事ができますので、連絡先をインポートを行う手順で個人で作成した連絡先を、社内全員で共有することができます。(「連絡先を社内で共有するには | Gmail の使い方」より引用)

うん。できるらしいが、インポート・エクスポートは呼んでない。人力が必要なら意味が無いのだ(読み違えでなければ)。

エディションで?

さらに探すと「標準機能だけで、Google Apps 共有アドレス帳を運用/管理する方法 – Cloud Integration (by GBS)」というものに出会ったが、前提条件がPremier Edition となっている。

25GBのメールボックス容量を提供するPremier Editionの利用料金は、アカウントにつき年間50USドル(「Google Apps – Wikipedia」より引用)

単に容量だけなのか、それとも内容まで違うのかは不明だが、まだ他にも情報がありそうだから今回は見逃す。

Google の組織内アドレス帳

組織アドレス帳が管理可能です。組織アドレス帳は、アカウント同期マネージャーを利用する事で、ActiveDirectory情報から組織アドレス帳を作成が可能です(「Google Appsで組織アドレス帳・共有アドレス帳 | Google Apps,Amazon EC2は、サテライトオフィス | Google App Engine」より引用)

上記のよれば「組織内アドレス帳」というものを利用する方法が説かれている。その辺で探すと公式によるヘルプが見つかった:

Google Apps Directory とは、ドメイン内のユーザーの名前やメール アドレスの一覧です。組織内の全員と共有され、検索が可能です(「Google Apps Directory の設定を変更して連絡先を共有する – Google Apps ヘルプ」より引用)

注意点としては次の内容だろうか:

ユーザーが個人の連絡先として([Myコンタクト] に)保存したメール アドレスはディレクトリには含まれず、連絡先の共有設定に加えた変更の影響を受けません。停止中のユーザーや削除されたユーザーもディレクトリに表示されません。(「Google Apps Directory の設定を変更して連絡先を共有する – Google Apps ヘルプ」より引用)

読み進めると、やりたいことそのものが記載されている:

連絡先管理ツールを使用すると、すべてのユーザーがGoogle Apps Directory を検索したり、左側のナビゲーション バーにある [ディレクトリ] リンクをクリックしてすべてのエントリを参照したりすることができます。またユーザーは、ドメインで有効になっているすべての Google Apps でオートコンプリート機能を使用してディレクトリのエントリを検索することができます。(「Google Apps Directory の設定を変更して連絡先を共有する – Google Apps ヘルプ」より引用)

GoogleApps 管理者設定

さらに読んでいくとGoogleApps の管理者が設定できる項目について言及されている:

Google Apps アカウントで連絡先サービスを有効にした場合、連絡先の共有はデフォルトで有効です。連絡先の共有はいつでも無効にしたり、再び有効にすることができます(「Google Apps Directory の設定を変更して連絡先を共有する – Google Apps ヘルプ」より引用)

連絡先管理ツールとは

ところで、「連絡先管理ツールを使用すると」という記述があった。これは何かを調べると次のように記載されている:

連絡先管理ツールは、オンラインのアドレス帳のようなもので、アドレスを簡単に探すことができます。メールの連絡先はすべてここに保存されます(「連絡先管理ツールについて – Gmail ヘルプ」より引用)

つまり、筆者が「アドレス帳」と呼んでいるそれは、Google において「連絡先管理ツール」と呼ぶらしく、ウェブブラウザでGmail を操作するときに参照する「連絡先」が”それ”ということらしい。また、これは外部からも参照・同期可能(←1つのアカウントでの話ね。今回は異なるアカウントで共有するって内容に挑戦しようとしている)。

→ およその実装方法が調査完了したので、実践してみる事にする

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