Office2007が発売される以前、マイクロソフトの人からも直接ここが新しくなるゾ!という説明を受けた。そのときに「直感的」というフレーズを何度も使っていたことが新しいUI(ユーザインターフェイス)と共に記憶に刻まれている。デモンストレーションなので当然と言ってしまえばそれまでなのだが「すばらしい」と思う印象を受けた。しかし、実際使ってみると、問題が浮き彫りに。
スポンサードリンク
突然UIが変わることで作業効率は一時的にでも作業効率は激減した。だが、これからこうなるのなら慣れなくてはいけない。そう思って我慢して使ってみる。しばらくすると、慣れてきた。そうするとどうだろう。まさに「直感的」という言葉の通り、作業がスムーズになった。
説明のときにこれまでより作業効率が上がります、というようなことも言われたと思うのだが、自分の体験からも作業内容によっては2.5時間程度作業にかかる時間が減った。また、時間が減っただけではなく、そのうえさらに、きれいに、それっぽく仕上げることもできるようになった。筆者はデザイン力が皆無なので内容には自信があってもプレゼンテーション能力というか視覚的にひきつけ、その上で訴える力が弱かったのだが、この直感的でうまくアシストしてくれる機能をいくらかでも使えるようになると、なかなかよい感じに仕上げることができる。
ところが一方では2007の新しいメニューでは困る人たちがある。パソコン教室などに通う人たちや、新しいものが嫌いな人たちだ。後者は、そういうもんです、ということでやってもらいたいところだがなかなか頑固な人もいる。前者は初心者で教科書と少しでも違うと怯えてしまう。学校やパソコン教室は講師の熟成やテキストの改訂を待ったり、新機種への移行にズレがでるものだ。
そこで、昔風のメニューを出してくれるソフトウェアがいくつか出ている。ほとんどが有料ソフトウェアであるのに対し、本ソフトウェアはフリーウェアとして提供している。
新しいメニューで困っている人は使ってみてはいかがだろうか。
◆ダウンロード / 公式サイト
- Office 2007 オールドスタイル メニュー アドイン :
http://members.at.infoseek.co.jp/dr_admk/o2007oldui/
参考文献
- 窓の杜 – 【NEWS】Office 2007のインターフェイスを使い慣れた旧バージョンのスタイルに変更 :
窓の杜 - 【NEWS】Office 2007のインターフェイスを使い慣れた旧バージョンのスタイルに変更
oldId.20091018154400796