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iPhone で フルHD 再生テスト

フルHD の動画が手元にある。

今まで PC 用のファイルを iPhone 用にエンコードしていたわけだが、果たしてその必要性はあるのだろうか。もちろん容量という点では小さいほうがたくさん詰め込めるが、時間もかかるしファイルも増えることになるから、そのままで再生できるならそれに越したことはない。

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ということでテストしてみることにした。簡単に言えばテストの目的は iPhone の処理能力のテストになる。正直なところ非力な筆者のパソコンでは、YouTube などの動画投稿サイトに投稿されている動画を閲覧するだけでもかなりシンドイものがある。 iPhone は 3GS をテストに使う。この機種は、たしか 600MHz の CPU を搭載しているはずだ。

用意したファイルは 1920x1080p のもので、筆者の24インチ(だったかな)ワイドディスプレイで拡大表示しても全くもって綺麗だ。綺麗だがそれとは裏腹にパソコンは死に物狂いで処理しているのが見て取れる。ファイルサイズは 151Mb で、再生時間は 5 分 30 秒。フォーマット形式は MP4 である。

さて、テスト結果。残念ながらその様子をお見せすることは恐らく大人の事情でNGだろうから、文字で。

結果は大変良好。むしろパソコンよりも良好かもしれない。音飛び、コマ落ちなく再生できた。再生中でのサイズ変更、縦横変更にもストレスなく対応した。少し意地悪に、iOS4 の特徴であるマルチタスクでも実験してみた。この動画をバックグラウンドで再生中に他のアプリケーションソフトウェアをいくつか利用したが、同様に正しく再生した。すばらしい。

# 32G モデルで購入当初より容量不足だが、さらに悩みのタネになりそうだ。処理容量が増えれば駆動に必要な電力も多く必要になることから、バッテリ駆動時の電池消耗量も気になるところである。ただし、バックグラウンド時などは、必要に応じて音声トラックだけを処理しているとしたら影響はなさそうだけれど、実際どのように処理されているのだろうか。いまのところそれは知らない。

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