Cisco Systems 社のHUB (10/100M)が壊れてしまい、そのつなぎとして基幹ネットワークにはBUFFALO 製の「LSW-GT-24NSRR」(10/100/1000M)を使っている。このネットワークにはサーバーなどがラックマウントされていて無人だ。そこからニョロニョロ引っ張ってきたLAN ケーブルが筆者が主に作業する場所まで伸びていて、これにさらにHUB をつなげている。
本来ならメインのHUB やMDF までLAN ケーブルをそれぞれ引っ張っていって収容したいのだが、本数が増えてしまったためにHUB を導入した経緯がある。このとき手元にあったのがGREEN HOUSE製の「GH-EHG5MRX」(10/100/1000M)でGbit に対応している。ただ、5ポートしかなく、微妙に6、7個の機器をつなげようとすると抜き差ししていた。
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さすがに面倒なのと、すべての端末がGbit 対応ではないので、同じく転がっていたGREEN HOUSE製の「GH-EHS8PX」 に必要があるときに使うとか、高速でないものを接続するとかしていた。
また、最近はJumboFrame の調査も行なっているのだが、ある端末がうまく動作しない。これがNIC の問題か、ドライバの問題か、経路上のネットワーク機器の問題かの切り分けができていないこともあって、今回「LSW4-GT-8EP/WH」を購入することにした。
ただ、もっとも大きな理由は「LED アクセスランプの点灯が気に入らないから」。とてもどうでも良いことだと思うのだけれど、アクセスに応じてランプが点滅しない機種だったらしく、とても気持ち悪い。残念ながら現在でもBUFFALO 製の24ポートHUB はこの状態だ。そんな情報が口コミに書き込まれることも皆無だし、メーカー側も使用として公開していない。それくらいどうでもよいのだけれど、筆者にとっては重要なものなのだ。すべからく、購入して実際に使うまではわからず、オッカナビックリ。
全体像
前面
ループ検知
ループ検知。必要な日が来るのかどうか全く不明だけれど、付いてきた。でも確かに、たまーにループ配線してしまうこともある。けれど、それはすぐにわかるし、いちいち再起動しなければならない機能を有効にするより遥かに速く問題は解決している。
アクセスランプ
筆者にとっては重要な項目の1つ。まだ繋いでいないからわからない。
裏面
マグネットが付いているほか、壁掛け用に穴が設けられている。設置場所によっては重要になるだろう。壁にかけたときにもLED が見えるように設計されている。
使ってみた
それまで2つのHUB になっていたものを1つにまとめることができた。空きポートは1つだけだからギリギリだった。今回はうっかりポートを数えていなかった。危ない危ない。
少しわかりにくいが、ポート8は低速接続になっている。口コミによると1000M が緑、100M がオレンジ、10M は無点灯らしい(箱にもそのように記載されていた)。壁にかけたときは接続速度はわからないが、Link/ACT ランプは見えるようになっている。
感想
色とデザイン
- この製品は基本的に価格有線で選択したこともあって、詳細を検討しておらず、色も白色だ。この色や素材は日焼けしそうな感じがする。残念なことにメーカーサイトによれば他の色はないようだ。
- ラックマウントをよく見ているせいからか、アクセスランプや接続端子が前面にあるタイプが好みだ。つまり、後ろには電源だけというデザイン。あるいはGREEN HOUSE 製100M HUB のように壁にかけてもLED ランプがすべて見えるととても良い。これらはほぼ完全に個人的な好みになるだろうが。
電源・消費電力
- 消費電力は最大5.0W。その他自動的に4.7W-0.8W まで自動的に節電してくれる。
- AC アダプタが付属しており内部電源内蔵方式ではない。このAC アダプタの形状は珍しいもので、OA タップやスイッチ付きタップを利用している場合は注意が必要。
- 静音、ファンレス。ファンの音は気にしないけれど「LSW-GT-24NSRR」のように経年と共に油切れのような音になると不快に感じる。
- 高信頼電解コンデンサー使用。
JumboFrame
- ジャンボフレームは16,000 Byte。
バッファメモリ
- 128Kbyte。
MAC アドレステーブル
- 4,000
ループ検知
- ループ検知SW をOn にして起動すると2 秒ごとにループ検知パケットを送信する。
スイッチングファブリック
- 16Gbps
アクセスランプ
- これが筆者によって重要なのだが、この製品はOK! だった。よかったー。
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