WordPress の負荷軽減やアクセス速度向上にはいくつもの方法がある。
例えば、サイト全体をCDN に対応する方法の1つにWP-SuperCache のCDN サポートを使う方法などもあるが、ちょっと大げさ。そこで、WordPress プラグイン「Use Google Libraries」を使うとGoogle (≒CDN)に置かれたライブラリを案内することができる。
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Google もCDN 同様にアクセス元ユーザに最も近いサーバーを返すため、海外サーバーに設置して国内向け公開 or 海外向けに公開している国内サーバーにも威力(高速化)を発揮する。また、国内設置の国内向けサーバーでも負荷軽減になる。
有効化するだけで利用できるのも嬉しい。
Allows your site to use common javascript libraries from Google’s AJAX Libraries CDN, rather than from WordPress’s own copies. (「WordPress › Use Google Libraries « WordPress Plugins」より引用)
対応しているライブラリ:
- Dojo
- jQuery
- jQuery UI
- MooTools
- Prototype
- script.aculo.us
- swfobject
※WordPress 3.x で試用した
ダウンロード&インストール
「Use Google Libraries」を検索してインストールするか、「WordPress › Use Google Libraries « WordPress Plugins」からダウンロードしてインストールする。
プラグインを有効化する。・・それだけ。
動作確認
自サイトを表示させ、そのソースを確認すればGoogle のライブラリにアクセスしているかを確認できる。
数値として計測したわけではないが、海外サーバーに設置しているWordPress に一般ユーザー(未ログインのゲスト)としてアクセスし、体感速度の向上を感じた。ただし、確認した複数のサイトでは、そもそもiQuery を使用していない(特にテーマで)場合には余分な処理が増えるだけかもしれない。
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