画面が真っ白になったメモリー不足
前回までの作業で、ようやくBlueOnyx を構築した。早速設定したアカウントでFTP 接続し、 解凍済みのWordPress を転送する。
ブラウザから表示してみると、真っ白でうんともすんとも言わない。ただ、アドレスはどうやらインストーラーに遷移しているようだ。
これ自体はBlueOnyx と直接的には関連しない、一般的なWordPress の問題と言えなくもない。
WordPress をデバッグモードにする
それまで正常だったWordPress が真っ白になったとか、バージョンアップしたらとか、プラグインを入れたらとかなら、予想が付きそうだが、今回はまだ何もしていない。WordPress の起動処理自体が上手く行ってないのだろう。
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何が起きているのか確認する方法は様々あるが、とても簡単な方法を見つけたのでまずは試してみる。
wp-config.phpの中に書いてある define(‘WP_DEBUG’, false); をtrue にする。
(「WordPressで画面が真っ白になったら、最初にやるべきこと | Simple Colors」より引用)
早速試すと、以下のように表示された。
Fatal error: Allowed memory size of 16777216 bytes exhausted (tried to allocate 19456 bytes) in /home/.sites/143/site2/web/wp-admin/includes/template.php on line 46
要はメモリ不足だということだ。
BlueOnyx の PHP メモリ割り当て変更
さて、WordPress の問題から、BlueOnyx の設定を変更する必要が出てきた。
上記エラーがもしレンタル・サーバーなどで表示されたのなら、php.ini や.htaccess でメモリ使用量を調整すれば良いのだが、BlueOnyx の初期設定自体が割り当てメモリが少ないので多くしておく。
WordPress だけなら64 M程度あれば問題ないだろうが、ここではBlueOnyx の設定画面で適当に128M を割り当てた。
ところで、気がつかなかったが、そもそもBlueOnyx のPHP バージョンを上げる作業のモトとなった、WordPress が古いPHP で動作しない問題は今回出なかった。バージョンの確認はしていないが、BlueOnyx のバージョンアップと共に搭載されたPHP のバージョンも上がったのだろう。
動作確認
正しく動作しているようだ。しかしまだ安心できない。
次はPHP をユーザ権限で動作させる方法だが、これもまたハマった・・。
→ 続く
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