OS管理外のメモリを有効に活用する-Gavotte Ramdisk

ここのところ4ギガを超えるメモリを搭載した機種が増えてきたが、32bit環境ではその全てを利用できない。Gavotte Ramdisk を利用するとOS管理外のメモリを利用することができる。一般的にはテンポラリファイルや作業領域として使うことで動作速度を向上させる。

それまでWindowsXP(32bit)環境で2GのRAMだった環境を、6GのRAMにした。BIOSでは6144Mを認識しているが、当然32bitのWindowsは3G程度しか認識しない。差し引き3Gが使われないことになる。そこで、Gavotte Ramdiskを使用すると使われないOS管理外のメモリを活用できる。メモリはハードディスクに比べ高速動作する。

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インストール

最新版をダウンロード(1.0.4096.5_20081130)して解凍する。

ram4g.regを実行する。

はいをクリックする。

OKをクリックする。

設定

InstallRamdiskをクリックする。

容量やドライブレター、種類を選択してOKをクリックする。

少し待つとSuccessが表示される。

確認

マイコンピュータに追加されていることが確認できる。

通常のメモリ使用量が増加していないか確かめる。正しく設定されていない場合、確保した容量分メモリを消費することがある。(この例で正しくない場合は4Gになる)

使い方

ページファイルを置く

Windowのページファイルを移動するか追加するかなどしてシステムの高速化を試みる。

Firefoxなどのブラウザの一時ファイルを保存する場所に指定する

Firefoxで試したところ、厳密な検査はしていないが

  • 全般的な体感速度が向上したように感じた
  • Flash の動作でもたつきが解消された

※RamDiskによるものかメモリ全体量が増えたからかは不明。ただ、少なくともこれまで使用していた環境でも搭載量の50%以下だったから、Ramdiskの影響が全くないとも思えない。

Gimpの一時ファイルなどに活用する

環境設定で変更する。

再起動すると反映される。

※読み込みの体感速度が向上したように感じた。

注意点

筆者は pc.casey.jp » 時刻指定で電源断、復帰等を行うソフト – j-shutdown を利用しているからWindowsXP上で休止状態を利用する。が、Gavotte Ramdisk を利用するとWindowsXPの仕様として休止状態に入ることはできない。これは致命的だ。スリープ状態には入れる。

いくつかのユーザレポートを見ると休止状態が動作したという報告もあるから不思議だ。ただ、休止状態は一度電源を切る行為だから休止状態の前後で消えるか壊れているRamdiskの内容を保存や復帰する仕組みが必要だろう。

※メモリー上に置かれたデータは電源を切ると消滅する。これはメモリーの特性で、どうすることもできない。スリープ状態は通電させたままにするから問題ないが、休止状態は電源を切るからデータが消えないようにWindowsはデータの退避を行う。データが退避されるのはWindowsが管理しているメモリ領域に限られるから、Ramdiskの内容を保存するためには自分で対処する必要がある。Vista等では対策もできるらしいがXPでは仕様としてダメらしいから諦めるしか無いのだろうか。

参考文献

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