SSH 接続して操作するにはPutty などのSSH クライアントソフトウェアが必要だ。
筆者はPutty でなければ対応できない場合を除いて、TeraTerm を利用している。TeraTerm にはTelnet クライアントソフトウェアとしての機能やCOM ポートとの通信機能も備えている。
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SSH クライアントソフトウェアであるTeraTerm には SCP というシェル上でファイルを交換する機能も搭載されている。また、これに特化したソフトウェアも存在する(SCP やWinSCP など)。
ファイルを転送するならFTP が一般的だが、わざわざサーバーにFTP サーバーを設定する必要がなく、またFTP クライアントの設定も不要で、SSH のみでファイル転送できる利便性と暗号化通信が可能。
TeraTerm を使ってSCP ファイル転送
SSH でサーバーと接続したら、目的のファイルをドラッグ・アンド・ドロップする。
※管理目的の接続の場合が多いだろうから、多くのファイルを転送するより1つのgz ファイルなどを転送して、そのままコマンドラインから解凍するなどの処理をするだろう
ファイル転送にはSend file とSCP がある。必ずSCP を選択してファイルを転送する。
Send file の場合はファイルよりもコマンドを転送するために利用するのかもしれない(ターミナル上に送信されるので)。これは以下の参考文献からも伺える。
必ず「SCP」を選択してください。 間違って「ファイル送信」をクリックしてしまうとファイルの内容がターミナルに送信 されます。もしコマンド等が記述されていたら実行されてしまう恐れがあります。
(「Tera Term-SCP機能を利用した超簡単ファイル送信 | Tera Term(テラターム)の便利な使い方」より引用)
ファイル転送中。
ファイルは現在のディレクトリではなくログインしたユーザーのhome ディレクトリに転送されるようだ。
「root」ユーザにスイッチしてからファイル転送を行った場合でも、最初にログイン したユーザのホームディレクトリにファイルがアップされますのご注意ください。 最初から「rootユーザ」でログインできる環境であれば、「rootユーザ」でのファイル転送は 可能
(「Tera Term(SCP機能)を使用してファイル転送(送信編) | Tera Term(テラターム)の便利な使い方」より引用)
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