さて、いよいよメモリ増設と電源投入だ。
スポンサードリンク
メモリ増設
増設手順確認
標準装備の1Gメモリ(画像参照)の取り扱いに毎度困る。RB のときは別に1Gと2Gを買い足し、「1Gx2 + 2Gx2 = 6G」として使った。
DIMスロットは写真上(CPU側)からDIMM 3、1、4、2 となっている。
NEC のマニュアル(P46)によると次のように書かれている:
同じ性能・仕様・容量のメモリを2枚単位で取り付けるとDual Channelメモリ動作します。Dual Channelで動作させことで、メモリへのアクセス性能を向上させることができます。Dual Channel動作させるためには、ペアとなるDIMMコネクタに同じメモリを取り付けてください。
ペア1:DIMM#1とDIMM#2
ペア2:DIMM#3とDIMM#4
※マニュアルは記事を書くにあたって確認したので、撮影時は確認しなかった。結果的にはA、Bペアにわかれていたようだが、正しいかどうかはわからない。確認結果は後述参照(左から「DIMM 3、1、4、2」)。
使用したメモリ
使用したメモリは「W3U1333Q-4G (PC3-10600-4GBx2)」。
Amazonで購入しようと思ったのだが、今回はソフマップで購入した。今日現在確認したところ、ソフマップのほうが200 円程度安かったのだが、ソフマップで購入したのは単にポイントが残っていたから。普段ソフマップでは買い物しないので、こういう機会に消費してしまわないとMOTTAINAI 。ソフマップでは3,000 円だった。ポイントを利用して1,465 円になった。何れにしも恐ろしいほど大容量かつ安い時代だ。
なお、NEC は公式サイトで2Gx4 =8G が最大容量としているが、有志によるよる関連Wiki では16G での動作例もある。そのほか、標準搭載と合わせて9G でも動作し、フレックスモードと呼ばれるモードでデュアルチャンネルとして動作したとの報告もある。今回は動作リストにあったものを選択させてもらった。
認識確認
BIOS でのメモリ挿入確認。挿入されているとNormal 、未挿入なら Not Installed になる。これがDual になるのかと思って幾つか試したが、違うようなので起動してWindows 上から確認した。
マニュアルには以下の内容も記載されていた:
「Advanced」メニューの「Reset Configuration Data」を「Yes」にする。
ハードウェアの構成情報を更新するためです。詳しくは65ページをご覧ください。
メモリがデュアルモードで動作しているかの確認
memtest で確認した例。一応DualChannel となっているから良いと思う。
CPU-Z での確認
CPU-Z でもDual となっているから良いと思う。
その他
前面パネル引き剥がし
とてもどうでも良いのだが、パネルを外すこともできる(写真はRB )。
開閉できるパネルそのものを外したいとも思ったのだが、構造上、上下同時に力をかけないと取り外せないようだから今回はパネルを外してしまった。
ヘッドフォンノイズの対策
「NEC低価格サーバ Express5800/S70 タイプPJ購入しました」によると、ノイズが入る場合はGND を切断するような内容が書かれている。実施したことはないので参考までに。
フィルターもしくは定期的な掃除の必要性
これはRB 。
換気扇用のフィルターを買ってこいという内容の投稿も掲示板に投稿されていたが、その理由がよくわかった。
POST 時間
体感のみで数値的な根拠は全くないが、RB に比べてPJ のポスト時間が長いように感じた。
追記2012.01.04
CPUID Hardware Monitor を使っての計測。 TDP73w のCPU。Min に 5.85W となっている。平均して18W 程度のようだ。
コメント