日本国内のレンタル・サーバーと比較すると、Bluehost などの海外サーバーは転送量など様々な制限がない。ただし、完全に無いわけではないので確認しておく必要がある。なお、Bluehost はcPanel を採用している。
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ログの確認
最も訪問者を連れてきてくれる Google だが、もっともサーバーに負荷をかけるクローラでもある。そのためかウェブマスターツールにはクローラのアクセス頻度を設定できる項目が用意されている。 ただし、設定は90日間しか有効ではなく、うっかりすると恐ろしい事態になる。潤沢なリソースがあればよいが、ギリギリ”レンタル・サーバーの域”でおさ めているのでサーバー管理会社から追い出す手伝いをしないでいただきたい。
ウェブマスターツールを設定していない場合でも直近のアクセスをサイト毎に確認することもできるほか、必要なら生ログも取得ができる。
転送量の確認
転送量は「今日」、「直近7日間」、「直近1年間」のデータを見ることができ、必要があればさらに詳しく見ていくこともできる。
転送量とシステム
まず基本的なところでは前述した転送量の確認。転送量が多ければ少なからず負荷がかかる。また、アクセ ス数が大きく、さらにサイトがWordPress などCMS で構築され、動的にページを生成するなどの場合はアクセス数が上がるによって負荷も増えてくる。この場合はキャッシング機能を有効にするなどして逃げるこ とができる。最も海外に設置している都合上、キャッシングの負荷機能として圧縮転送しているとは思うが。
エラーログ
日本国内のレンタル・サーバーでは、直接ログを閲覧できる業者もあれば申請が必要な業者もあり、さらに設定によってログを取得できる(=利用者にその能力を求める)ものなどがある。
Bluehost ではエラーログがまとめられており、HTTP のエラーログからPHP のエラーログ、suExec のエラー、データベースのエラーまで一覧することができる。負荷や期待した動作をしない場合にかぎらず、意外な問題を発見することもあり不定期にでも確認 しておいたほうが良いだろう。
→ 続く
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