日本国内のレンタル・サーバーと比較すると、Bluehost などの海外サーバーは転送量など様々な制限がない。ただし、完全に無いわけではないので確認しておく必要がある。なお、Bluehost はcPanel を採用している。
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CPU 負荷の確認
日本国内のレンタル・サーバーでは負荷に応じたポイントや、CPU 使用時間によって制限の対象になる。このため、どれくらいの負荷をかけると危険かを判断することができる。
Bluehost ではCPU Limiting Factors (スロットリング(Throttling))を確認する。上のグラフは過去24時間に負荷が高かった時間を表している。このグラフは「過去24時間」となっているため、次の1時間にはグラフ全体が左に流れていく。
CPU 負荷などの問題を探す方法
負荷が高い理由など何かしらの問題を探すには総合的な情報や判断を必要とする。Bluehost が提供する各種情報はきめ細かく、判断する上では助かることも多い。
サイト毎の転送量
Bluehost はプロトコル毎やサイト毎の転送量なども細かく確認させてくれる。運用方法によっては無制限を生かしてたくさんのサイトを詰め込むことができるが、アカウントにも制限がある。だから、人気が出たり負荷の高いシステムだった場合は、ほかのサイトは温存したまま負荷の高いサイトに限ってほかのサーバーに移動するなどの対策がとれる。
上の図の例では2011年に移動したサイトが、翌月にはトップクラスのアクセスを受けていることが確認できる(それ以前が活用していなかっただけなのだが)。
クローラの訪問
一方でクローラにはより早く通知したく、一方ではクローラにあまり来て欲しくない不思議な状態になっている。各社のクローラの訪問が重なったり、一般サイトとしての限度を超えるような”集中砲火”を浴びるとたちまちアカウント停止にさえ追い込まれかねない。
正確な値ではないが、平均負荷と比べると条件によっては2.5 – 3600 倍ものアクセスがあるようだ。これはたまったものではない。
※上図は「[PHP] さくらインターネット リソース情報自動報告プログラム(PHP 版)」によるもの(Bluehost に直接関係しないが参考に)
→ 続く
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