これまで見てきたように、エラーログやアクセス数・負荷を見ることができるBluehost だが、負荷グラフを連続的に閲覧していると、何やら面白い動きをしていることがわかった。これはどういうことなのだろうか。
理由は不明だが、以下はある時の時系列順の連続的なメモ。
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踊る負荷グラフ
当時はまだ負荷情報を知るすべを知らなかったことや、負荷のかかる(と思っていないだけだが)システムを稼働させていない、かつアクセス数がほんの少しし か無い状態だったから放置していた。その後、少しばかり負荷のかかるサイトを引っ越したため、負荷情報等を見ていると色々と問題が浮かび上がってきた。
まずは転送量の確認。このグラフは以前にも触れたようにHTTP だけでなく、各種プロトコルによる集計も行われている。
その下にあるのがグラフの数値根拠となるデータ。さらに詳細に見ることもできる。もっと少ないものだと思っていたから、思いの外転送量が多いことに驚いた。
負荷グラフを参照すると、少なからず負荷がかかっているようだ。しかし、どの程度負荷がかかると問題なのかは不明だし、負荷がかかると全体の処理が遅くなる(アカウントで使用できるリソース範囲内に丸められる)のか、それとも503 エラーになるのかもわからない。ただ、ネット上の情報によれば、あまりにも負荷が高いと”おなじみ”のBluehost AD ページが表示されるとの情報もあった。あまり格好の良いものではないからせめて503 エラーくらいにして欲しいものだが実際のところは知らない。
Warning During the past 24 hours your account has been throttled for a total of 371.205 seconds. 2 hours ago 219.696 seconds 4 hours ago 18.508 seconds 5 hours ago 93.018 seconds 6 hours ago 8.965 seconds 8 hours ago 21.001 seconds 18 hours ago 10.017 seconds --------------------------- Total 371.205
さて、スロットリングの意味がよくわからない。スロットリングそのものの意味としては航空機のコクピットにあるようなエンジン出力調整のためのスロットルと同じような意味らしい。この秒数は1時間以内に負荷が高くて503 と同様の扱いを受けた累積なのか、1時間のうちその秒数高負荷だったということなのか、それとも1時間のうち数秒のレイテンシをわざと掛けたという意味なのか(その秒数の間アカウント全体の処理能力を抑制した)わからない。調べるも、同じ疑問を持っている質問投稿などはあるものの、意味を詳しく解説した文書には辿りつけなかった。
しかし、負荷がかかっているということは確かだから気を付けなくてはならない。さらに今回たまたま確認しただけだから普段も負荷がかかっているのか調べる必要があると思った。ちょうどこの時友人が訪ねてきた。
友人が帰った後確認すると、驚くべき状態になっていた。引越ししたばかりだから、考えられる問題も想定していない問題も多くあるだろう。何処から手をつけるべきかわからなかった。
まずはエラーログを参考にエラーがあれば対処した。だが、レンタル・サーバーで負荷が高い場合、相場はクローラだ。
アクセスログを調べると、凄まじい勢いでクローラが押し寄せている。
早速ウェブマスターツールなどを使い、抑制を行う。クローラに反映されるまで時間がかかるだろうからしばらくしてまた確認する。それまでにアカウントが停止されないことを願うばかりだ。
→ 続く
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