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複数ストレージをまとめられる VVAULT

パソコンやNAS の余った領域や、余っているハードディスク、USB メモリなど多くのストレージデバイスを1つにまとめることができる有料ソフトウェアが無償化された。

参考文献を読んでいくと非常に有用に見える。ただ、良い点を強調するものが多く、リスクに対する記事が見当たらなかった。

複数のストレージデバイスを使うということは、単純に故障に遭遇する確率が上がってくるわけだし、例えばNAS であれば計画停電で止まってしまうとか、USB メモリであれば誤って抜いてしまった、ハードディスクが壊れた、そういった場合どうなるのだろうか。

調べてみて有効な情報がなければ実験しようと思った。公式FAQ には見つけられなかったが、公式Twitter 上に質問と回答が寄せられていた。

スポンサードリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 特徴的なもの

複数のストレージを扱える

このソフトウェアの存在意義とも言える機能で、Windows から読めるファイルならほとんどを取り込むことができるそうで、USB メモリや、ネットワークパスでもよいとのこと。

既存のストレージに組み込める

ストレージ上にファイルがあったとしても、フォルダが作成され、その中にファイルが置かれるから、既存のファイルが消えたりはしない。

速度に応じた配置

ストレージの速度によって、余り使わないものは遅いところに、よく使うものは高速ストレージに、といったように再配置してくれる。

1つのストレージとして見える

どこに保存されたか気にせず、利用者は1つのボリュームとして見える。

壊れたら?

ストレージが壊れたら?

ストレージが壊れても、ファイルがそのままフォルダ内に置かれているから読み取れる。つまりこれは分散して保存していないというこ。

束ねているストレージが壊れても、正常なストレージに保存されているファイルは読める。これは、そのストレージに保存されていたデータだけ読めなくなることを、どのように捉えるかで変わる。

冗長化して保存していない

冗長化については次期バージョンで対応予定。まずは、これが搭載されて初めて試用できる。期待。

Windows だけ対応

Linux などには対応してない。

追加、削除

追加については容量が増加しただけに見える、と書いてあったが、特定のストレージだけ切り離す作業については見つからなかった。切り離すときにデータを退避してくれたら嬉しい。

ダウンロード

公式情報

  • よくあるご質問 | VVAULT™
  • VVAULT (VVAULT_JP) on Twitter

公式Twitter より引用

2011-09-09 追記

※待望の冗長化機能が搭載されたようだ

参考文献

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