APC はUPS で有名な企業。そのAPC が純正で提供する有償ソフトウェアの1つがUPS 管理ソフトウェア「APC PowerChute Personal Edision」だ。
CS500 などに対応しているのだが、あいにく CS500 用のケーブルを持ち合わせていない。そこで、 SmartUPS 1500 に接続したところそれなりに動作したので記載する。
※今回はCD 版をインストールしてそのまま利用している。最新版がウェブサイト上で公開されている場合がある
※Linux で運用する場合や、より詳細な情報取得や操作、ネットワーク共有などは「Apcupsd」で行うことができる
インストール
「コンピュータに接続されているAPC UPSを検出できません。USB接続を確認してから、もう一度操作を行ってください。」
セットアップする際には、UPS が接続されてなければならない。(WindowsXP で試したところ、ドライバ等は特に必要なかった)
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次へをクリックする。
同意できる場合は、はいをクリックする。
次へをクリックする。
インストールされるまで待つ。
完了をクリックする。
得られる情報
監視
各操作の案内が表示される。
監視>パフォーマンス
過去のイベントを参照できる。
監視>現在のステータス
電源状態やバッテリの充電状態などが表示される。
監視>セルフテストの実行
セルフテストは稼働するが、実施結果の記録などは正しく動作しないようだった。
設定
設定>通知
UPS の状態が変化したとき(電源イベント)の通知挙動を設定できる。
設定>ランタイム
ランタイム(給電活動限界までの分数)等によっての挙動を設定できる。
設定>感度
環境によっては頻繁にバッテリ駆動に切り替わることがあるので、ここで感度を調整する。
設定>電圧
どの程度の電圧の上下があったらバッテリ駆動に切り替わるかを設定する。
ヘルプ
ヘルプ>テクニカルデータ
型番やシリアル番号、ファームウェアのバージョンなどを確認できる。
ヘルプ>製品のアップデート情報
APC へのリンクが記載されており、手軽に最新の情報を確認できる。
エラー例
バッテリの交換時期です
「UPS のバッテリが3年以上前のものです。」
バッテリは、使用できるできないに関わらず、経過年数で交換することが望ましい。
バッテリ切断
「UPS内部のバッテリが切断されています。バッテリが接続されない場合は、電源紹介時にシステムを保護することはできません。詳細についてはマニュアルを参照してください。」
バッテリ交換などでバッテリを外した場合か、UPS が自動的に切り離した場合に表示される。後者はバッテリ交換マークが点滅している状態。
内部通信障害
「UPSの内部通信障害が検出されました。コンピュータをシャットダウンし、UPSの電源をオフにして、約1分間コンセントからUPSを抜いた状態にされることをおすすめします。」
詳しくはわからないが、おそらくバッテリが極端に劣化している場合などだろうか。
バッテリの交換日を更新出来ません
「UPSとの通信が失われているため、バッテリの交換日を更新出来ません。ケーブルが正しく接続されていることを確認してから、もう一度操作を行ってください。」
バッテリの交換日を更新(EPROMに書き込み?)しようとした際に、途中で通信ができなくなった場合など。
UPSと通信できません
「コンピュータがUPSと通信できないため、現時点でこの作業を完了することはできません。コンピュータがUPSと正しく接続されていることを確認して下さい。」
一般的な操作を行っている最中または行おうとしたときに、UPS との通信ができなくなった場合など。
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