犬を買い始めてからすっかり自他ともに認める飼い主バカになっていて、すでにTシャツを作った。今度はオリジナルなケータイでもつくってみようと思ってしまった。いろいろ探してみると、やりたいことができるのは「転写シール」というものらしいことがわかったので、早速買ってみた。
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転写シールとは何者か
Amazon の商品説明ではわかりにくいことがあるのは否めない。もちろん筆者の理解不足もあるだろう。何はともあれ、買ってみればわかることだし、それが可能な価格だ。
内容は「印刷する用紙」と「転写用のシール」が3枚ずつだった。写真左側の商品の表紙になっている用紙の裏側がテスト印刷用紙になっていた。
写真の左側が裏面で、右側が印刷面になっている。
印刷データの準備
Tシャツの時と同じように、サイズを確認して適当に印刷するデータを作成してみる。
本番印刷
印刷は反転印刷などTシャツの時とほぼ同じ。ただ、Tシャツの時がA4 サイズだったのに対し、こちらは葉書大のサイズ。データはTシャツの時と同様にGIMP を利用した。GIMP 側の問題か、プリンタドライバの問題かは不明だが、データの印刷が指定通りに出来なかった。
# 反転できなくても不自由ない内容でテストを行なっているので支障は特になかった
乾燥
印刷された表面を写した写真。乾くまで半日程度放置するように注意書きが書かれているので、そのようにする。
転写シールを貼り付ける
転写シールは2つにわかれている。
筆者が不器用なことは自認しているから、まずは何もしていない転写シールと十分に乾かした印刷面の位置を合わせる。そして、クリップなどでズレないように固定する。
小さい領域のシールを剥がし、印刷面に貼り付ける。
クリップをずらして残りの部分を慎重に貼り付ける。
貼り付けたところ。
十分に吸着させる。ただ、思ったより慎重に行う必要はなかったようだ。写真のヘラも使っていないし、逆に使わないほうが良いかもしれない。
切り取り
通常の用紙と比較すると高価なこともあって、1面にできるかぎり敷き詰めて印刷した。それぞれを分離する。ここでも不器用なので、できる限りきれいに切ってくれるアイテムを利用した。
形状に合わせて、またTシャツの時に得た周囲を丸めておいたほうが良いかも、を実践する。
対象物に転写する
テスト1
できあがったものの構造は写真の通り。結局、透明のシール部分は両面テープの構造と似ていると言える。下が印刷した面、上があとから貼りつけたシール。このシールを剥がす。
シールを剥がすと粘着面が露出するから、対象面に貼り付ける。その辺に転がっていたウェットティッシュにくっつけてみた。緩やかなカーブ&白地のテストを兼ねている。
貼りつけたものの上に濡らしたティッシュを置き、水分を行き渡らせる。
ティッシュを取り除くとうっすらと印刷した柄が浮き上がってきた。
少しチカラをかけるとズレるからズラして取り除く。能書きによれば大きな面の場合はズラすだけではなく、ズラしたあと浮かび上がらせるように取り除いたほうが良いそうだ。
このような感じにしあがった。
バイオハザード・マークの入ったオリジナル・ウェットティッシュの完成。
テスト2
同じ要領でiPhone3GS のケースにも転写してみた。
ウェットティッシュの時よりも急なカーブ。少し失敗した。
写真中央に気泡が入ってしまったのを確認頂けるだろうか。
穴を開けて空気を逃がすという秘技もある。
裏から見たところ。裏面に転写したほうが良かった。
また、なぜTシャツの時に白地を指定したのかがよくわかった。
白地でないと透けてしまってなんだかわからなくなってしまうからだろう・・。
結局白ければいいのだろうということで、PPC 用紙を同じサイズにカットして内側に滑りこませる。
なんとかそれと分かるようになった。これやるなら転写シールではなく、普通のシールのほうが良かったかもしれない。
# つくってから知ったのだけれど、カバコレというものがあるそうだ
テスト3
缶コーヒーに貼ってみたらどうなるのだろうか。
# ちなみに、この時初めて反転していないことに気がついた
やはり白地がよいらしい。
テスト4
手鏡に貼ってみたらどうなるのだろうか。
3GS の教訓を踏まえて内側に貼ってみる。
立てたところ。もともとがシルエットだから特に違和感はない。
フタを閉めたところ。白地ではないが、それに幾分ちかいからか、それとわかる。
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