将来的には Asterisk で IVR を行いたい。PSTNと接続したいからFXOボードなどのハードウェアが必要になりそう。そして、現在IP電話がプロバイダから提供されている。
ということで、段階的に学習するため、まず、SIPなどを理解するためにソフトフォンからIP電話をレジストできるか試してみることにした。
ダウンロード
- CounterPath Corporation | X-Lite
ダウンロードが少々わかりにくかったけれど、こういったサイトにはよく有りがちな配置になっているから注意深く見れば見つけられる。
インストール
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設定
Windowsファイアウォールが有効になっている場合や、その他のセキュリティー対策ソフトウェアが導入されている場合にはブロックされないように注意する。
X-Lite4 が起動する。 Account Settings をクリックする。または、メニューバーのSoftphoneからも開くことができる。
プロバイダ等から発行されている接続情報を入力する。少しばかり試行錯誤が必要だった。ようやく携帯電話が鳴ったときは苦労が報われた。
問題1
しかし、X-Lite4側から切断しても携帯電話側で切断しても正常に認識しないのか90秒置きくらいに携帯電話が延々と鳴る。自分で試したから良かったものの、知人にかけていたら出るまで鳴らし続けるストーカー行為だ…。鳴らした携帯電話で一度出て、切断すると鳴らなくなった。が、課金されるんだろうなぁ。テスト時には何度も掛けるからこれでは問題だ。もちろん実用段階でも問題だが。
問題2
さて、今度はソフトフォンが鳴るか試してみる。と、話し中になってしまいどうやっても取れない、鳴らない。
なぜだろう。プロバイダから提供するIP電話対応ルータの電話機能を切断したりもしてみたが、変化はなかった。それどころか、ソフトフォンを終了して(ルータ側もOff)掛けてみると「機器が接続されていない」というアナウンスが流れた。
今度はソフトフォンを終了したあと、IP電話対応ルータを設定して、こちらだけをIP電話を正常に利用出来るようにすると電話が鳴った。が、これはソフトフォンではもちろんない。
最終的な目的がIVRだから掛けられないのは目を瞑ることはできても、取れないのはお話にならない。設定などが間違っているのだろうか。とりあえず、Asteriskという大物に手を出す前に、「接続できる」という確証だけは得たので次に進むことにしよう。
※BR500V のIP電話のレジスト解除やIP電話利用を停止する必要、ポート開放は特に必要なかった。
参考文献
- どこでも自宅電話 X-Liteの設定
- X-Lite(SIPクライアント)の設定方法
- snom 360 Softphone
- X-Lite Version 3.0: 清水 隆夫の「Good Job !」
- X-Lite(SIPクライアント)の設定方法
- RT-200KIとX-Lite: 清水 隆夫の「Good Job !」
- X-Lite 3.0とRT-200KI: 清水 隆夫の「Good Job !」
- X-Lite Version 3.0: 清水 隆夫の「Good Job !」
※プロバイダからはAterm BR500Vが供給されている。この設定を見ると、5060ポートのほか5012-5013を利用しているようで、共にUDPとなっていた。
※使用したバージョン X-Lite_Win32_4.0_58832
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