concrete5 は直感的でシンプルかつ必要機能を抑えた素晴らしいCMS (別ページ参照)。
ダウンロード
インストール準備
ダウンロードしたzip ファイルを解凍してFTP でアップロードする。
coreserver 用準備
php.ini
cgi.fix_pathinfo = 0 session.use_cookies = On session.use_trans_sid = Off session.save_path = /virtual/[USERNAME]/public_html/tmp default_charset = UTF-8 mbstring.language = neutral mbstring.internal_encoding = UTF-8
.htaccess
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php mod_gzip_on Off
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インストール
サイトトップにアクセスするとインストーラーが起動する。必要な情報を入力してインストールする。
ちなみにcoreserver 用の対策をしていないと上図のようになるが、取りあえずは使える。その場合は「/config」「/files」「/packages」「/themes」ディレクトリーを書き込み許可にする必要がる。
あと、「concrete/libraries/3rdparty/htmldiff.pyの権限をchmodコマンドで「755」に設定し、PHPセーフモードを無効化すると、編集履歴のバージョン(差分)チェックができるようになります。」らしいが今回はやっていない。
インストーラーはインストールが完了するとアクセス出来なくなるセキュアな感じ。
ただし、当然アップロードなどは失敗する。
サイトを開くをクリックしたときの状態。テストデータがインストールされている。また、既にログイン済になっているため、ページ上部にツールバーが表示されている。
基本的な使い方
ツールバーの編集モードをクリックする。
赤枠が編集単位で、自由に配置することもできるし、あちこち同じデータを使い回すことも出来る。とにかく必要なことはほとんできる。
試しに「オープンソースCMS – concrete5 にようこそ」あたりをクリックすると、メニューが表示される。編集する。
見たまま編集できるから、適当に文字を入力して装飾する。
編集モードを終了する。
保存する。
サクっと編集が終わっていることに気がつく。
ちなみに、デザインをクリックするとインストールされているデザインを選ぶことができるが、記事単位で変更することもできる。WordPress ではカテゴリごとにテーマを変更したいときはそれぞれphp ファイルを用意する必要があるが、concrete5 は当然のようにできる。
管理画面
全体的な管理を行う画面。キャッシュ処理なども搭載されている。
ちなみに、ログアウトしたあとのログイン画面。 http://設置アドレス/index.php/login/
デザインがおかしい
デフォルトで3つのテーマがあるが、2つは動作がおかしい。CSS や画像が読み込まれない。アップロードした画像は表示できるから、おそらくCSS に問題がありそう。これも公式サイトなどに情報があって、バージョンが上がったあたりから動作がよろしくないらしい。
デフォルトテーマの場合、次のようにすると直る。
ファイルは「/concrete/themes/default/elements/header.php」
<link rel="stylesheet" media="screen" type="text/css" href="<?php echo $this->getStyleSheet('main.css')?>" /> <link rel="stylesheet" media="screen" type="text/css" href="<?php echo $this->getStyleSheet('typography.css')?>" />
変更後
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="<?php print $this->getThemePath().'/main.css'; ?>" /> <link rel="stylesheet" type="text/css" href="<?php print $this->getThemePath().'/typography.css'; ?>" />
インストールエラー
mysql error: [1062: Duplicate entry '???' for key 'gName'] in EXECUTE("INSERT INTO Groups VALUES(1,'ゲスト','ゲストグループとは、ログインしていないサイト訪問者を指します',0,NULL,NULL,0,NULL) ,(2,'登録ユーザー','登録ユーザーとは、ログインしているユーザー全員を指します',0,NULL,NULL,0,NULL) ,(3,'管理者','',0,NULL,NULL,0,NULL);")
MySQL のエラーが表示されるにもかかわらず、データベースを確認するとテーブルも作成されている状態。
照合順序をutf8_bin にして、インストール試行時に作成されたテーブルを全て削除し、再度インストールすればよい。
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