[Asterisk] 発信できるが着信できない

Asterisk という大物に手を出す前に基本を学ぶためと、問題の切り分けができるようになるために SIP サーバーとの接続をこれまで行なってきた。

問題

しかし、いずれも結果はよろしくなかった。

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  • ソフトフォン、ハードフォンなどいくつかを試したが、いずれも同様の結果となった。
  • レジストに成功し、050番号からPSTN(固定電話、IP電話、携帯電話)に発信できた。
  • PSTNでは発番号(SIPの050番号)が得られ、通話ができた。
  • しかし、
    • SIPで発した声はPSTNで聞こえる。
    • PSTNで発した声はSIPで聞こえない。
    • PSTNからSIPへ発信すると話中音になる(感覚的に発信はしているけれど接続が確立できずに切断されたようにも取れるが、正確なログが取れる環境がないので不明)か、「接続されていないため~」のアナウンスになってしまう。呼び出し音が聞こえたこともあるが手元のソフトフォン、ハードフォンは鳴動しなかった。
  • ポートの開放等は行った。

中の人曰く

どうにもハマったので、プロバイダの中の人に聞いてみる。このプロバイダは地元プロバイダで、技術者と面識がある。

技術者が言うにはセキュリティーで蹴られているようだということで、参考文献にもあるようにIPアドレス等を見ているんじゃなかったかなーという曖昧なものだ。これらは外部のサービスを自前のサービスとして提供しているものだから核の情報までは知らないのかもしれない。

ただ、IPアドレスやMACアドレスを見ているとすれば、

  • なぜレジストできたのか、なぜ発信できたのか
  • 通話ができたが相手の声が聞こえないのはなぜか
  • (言わなかったが)この施設に割り当てられている以外の番号でも同じ現象になったのはなぜか(もし設備側の固有番号を識別対象としているなら…?)

など、疑問が更に増える。さらにはパスワードなどがありましてね、などと言っているがそもそもパスワード云々がわからない状態ではレジストもできない状態だ。もし、公開されていないパスワードが埋めこまれていたなら話は別だが。こういうものは、だいたいにおいて伝わらないものだから諦めている。

最も不思議だったのは、直付してレジストできた状態でもPSTNから発信した際、話中音になってしまったことである。この結果を見て、中の人に連絡を取ることに決めたからだ。中の人は以前、P2Pの件での対応を何かの拍子に聞いたときの内容が頭に蘇ったからだ(残念ながらその内容はここには書けない)。

ログから

数少ないログではあるが以下のものがあった。

以下は確認できた中では一度だけ取れたもの。

2010/12/15 04:49:15 NAT RX Not Found : UDP 61.117.213.6 : 5060 > ***.***.***.*** : 60001 (IP-PORT=1)

以下は関係ないらしいことが参考文献から読み取れた。これは勢い良く増殖していく。

2010/12/15 08:45:32 DHCP_Client received unexpected message (type: 2) on port: 1
2010/12/15 08:45:32 DHCP_Client received unexpected message (type: 5) on port: 1

ポート開放

ポートは以下のものを開けたり締めたりマッピングしたりしたが上手くいかない。逆に開けるとレジストできないものもあった。いずれもプロトコルはUDP。

  • 5060
  • 5061 (レジスト先は5060を指定するが、ローカル環境では5061にするなどしたとき)
  • 5012-5013 (プロバイダの TA はこのようになっていた)
  • 10000-10999 (ハードフォンの設定、参考文献が10000-10009 だったことなどから)
  • 60001 (ログから)

※筆者環境はルータが二重になっている。それぞれのルータを介した場合、介さない場合も実験したが変わらなかった。ただ、RT54iを扱った参考文献ではそういった環境下にあっても正常に利用できたともあるから、余計に混乱する。

今後

少しばかり疑いが残るが、これらの結果を踏まえるとSIP環境を変えて実験していくしかなさそうだ。いくつも環境は思い浮かぶが、参考文献などから以下のような構築はどうだろうかと考えている。

  1. 新しい Skype アカウントで 050 番号を取得する。
  2. Skype を常にオフラインにし、転送設定をしておく。
  3. 転送先は海外の PSTN 。(この番号経は日本のPSTNから国際電話として掛けることもできる)
  4. 海外PSTN での転送に 海外SIPサービスを利用する。
  5. 海外SIPサービスに RT57i などをレジストさせる。
  6. RT57i から既存電話や既存PBXへ収容する。

※Asterisk をかませるのは、もう少し勉強してからのほうが良さそうなので後回し。取り敢えず、キチンとSIPで通話ができることを確認していかなければ、Asteriskの問題なのか、環境の問題なのか、設定の問題なのかが切り分けられないような気がする。
※ひかり電話やその他の050番号などが簡単に引き込める環境ならばよかったが、残念ながら筆者環境はそれらの提供を受けられない環境にある。

参考文献

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