「LANディスプレイ」など調べてみた

ハードディスクのチェックを行う方法は様々あって、SeaTools for Windows もそのひとつだ。

Windows 版はたくさんの検査項目があり本来の作業を止めなくてもチェックできるが、筆者としてはシンプルな命令を出して放置しておけば良いからDOS 版が好きだ。しかし、DOS 版はUSB 接続に対応していないようで筐体を開けて接続しなければならない。面倒なら5インチベイ用のケースを使えば最小限の手間で済ませることもできる。

最近ではSATA 接続のみの機種も多く検査用のパソコンを組んでおく必要がある。もちろんIDEtoSATA 変換アダプタなどを接続すればSATA のみの環境でも構わない。が、データサルベージなどデリケートな作業をすることも有るから可能なかぎり直付けのほうが良い(と思う)。

パソコンは古いものを使えばよいが、キーボードやディスプレイを用意しなければならない。ハードディスクの規格がSATA に移行したようにディスプレイもデジタル端子が多くなった。ディスプレイによっては複数入力をサポートするものもあればどちらか一方にしか対応しないものもある。もしどちらかの規格に合致していれば切り替えて使うこともできるだろうがなかなかうまく合わないものだ。

ソフトウェア上で実現するものやソフトウェアと組み合わせて動作するものは大抵OS が必要になってしまうが、今回のようなケースでは本体はどこかに放置していても良いわけで、天井から検査用ディスプレイを吊るしておき、たまに利用する程度でもいい。今回の例で言えばVNC は使えない事になる。それ以外にもいくつか実現手段は知っているが新しい技術なども出ているかもしれないから、既に知っているもの、生産終了になった物も含めて現時点での情報をまとめておくことにした。

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ソフトウェア

KVM

KVM 対応のkernel を利用することでサーバーを遠隔操作できる。通常のソフトウェア(アプリケーション)はOS 上で動作しているが、KVM はOS の機能として取り込まれるからソフトウェアで動作可能になる以前のより早い段階で操作ができるのだという。この技術は知っているものの試したことはない。今回の例では利用できない。

X端末に接続

Ubuntu: Windows XPマシンをX端末として使用する:Linux つれづれ日記:So-netブログ が参考になる。本サイトでも以前触れている内容で、CUI サーバーをクライアントからGUI 操作するという趣旨で利用できる。今回の例では利用できない。

VNC

様々なVNC がある。VNC は遠隔地のパソコンの画面をネットワーク経由で受信することができるほか、マウスやキーボードの操作信号を送出することができる。今回の例では利用できない。

ネットワーク接続

MaxiVista v4 – Professional Edition 【販売サイト】 はネットワーク接続したもう1台のパソコンをディスプレイとして接続するシェアウェア。ノートパソコンにディスプレイとしてインストールすれば、もう1台のディスプレイをノートパソコンのディスプレイとして利用できる。デュアルディスプレイと同じ感覚。49.95米ドル。エージーテック、空きPCを2ndディスプレイにする「MaxiVista」 も同様のソフトでこちらは9,000程度。今回の例では利用できない。

ハードウェア

ベースシステム

VGAtoRJ45conversion – ElephantStaircase に自作した強者のページがある。これを読んでいると以下に紹介する製品のベースと同様なのだろうと想像する。この方法をとれば「KVM全て」が自在になりそう。

  1. Red – Orange
  2. Green – Green
  3. Blue – Blue
  4. No Connection
  5. Ground – No Connection
  6. Ground – Orange/White
  7. Ground – Green/White
  8. Ground – Blue/White
  9. No Connection
  10. Ground – No Connection
  11. No Connect
  12. DDC DAT – No Connection
  13. Horizontal Synchronization – Brown
  14. Vertical Synchronization – Brown White
  15. DDC Clock – No Connection

なんともアナログな…。しかし、少し考えてみるとディスプレイ端子と同じ接続端子数でKVM が存在していた気がする。その結線を真似て8ピン(LAN 4対のツイストペア)だけで送受信できれば…待てよ、USB なら4ピン(うち1つはGND だった気がする)だから、No Connection の4,9,11 に割り振ればあるいは…。面白そう。

※ちなみにUSB は GND/+DATA/-DATA/+5V でした。誰か人柱を。

DLT10+DLR10

DLT10+DLR10 | 延長器 – 切替器.net が今回もっとも近いかもしれない。VGA と音声をLAN ケーブルを利用して最大150メートルまで延長できる。接続は「普通の接続」にこの装置をかませるような感覚。おそらくLAN 機器とは接続できない。8,000円程度。

ディスプレイエクステンダー

ディスプレイエクステンダー -サンワサプライ株式会社 に基本情報と導入事例が掲載されている。専用ハードウェアを使い最大180メートルまで延長できる。接続はLAN ケーブルを利用するがLAN 機器との接続はできない。こちらによれば15,000円程度。

パソコンから配信

ドットディスプレイ

ネットワーク対応VFDディスプレイ VFD86F-LAN詳細 はドット表示の専用ディスプレイに任意の文字を表示できる。

マルチキャスト・ビデオ・ディストリビューション・システム(MVDS)

有線LAN ・無線LAN に対応した画面配信システムで、帯域が許せば多くのチャンネルを配信できるらしい。また、既存のLAN を流用できる。ディスプレイネットワーキング ソリューション :MVDS (Multicast Video Distribution System)製品紹介|サイレックス・テクノロジー株式会社 に掲載されている活用シーンが格好良い。

FlexNetViewer

上記のシステムと似ているのが 分散するモニタをLANで楽々コントロール|FA Ubon(もの造りサポーティングサイト) だ。タッチパネルを採用したり、複数の場所から1台の端末をコントロールすることも可能だという。こちらによると送信機が1,800,000円だそうだ…。

プロジェクタ

P1200B は有線LAN 接続端子を持ったプロジェクタ。執筆時6万円程度。ディスプレイ信号を送出してプロジェクタに繋ぐ、などという面倒なことをしなくてよさそう。

有線LAN端子を搭載した「P1200B」は、ネットワーク内に接続されているパソコンから、画像をそのまま投影したり、プロジェクターの電源ON/OFF切替、表示設定などの調整を行う事が出来ます。別の階や部屋など離れた場所でも、「P1200B」にキーボードやマウスを接続することで、デスクと同じ環境で作業をしながら投影することも可能です。さらに、複数のパソコンに同時接続し、投影するタイミングに応じて、接続するパソコンを切り替えたり、最大4台まで4分割画面同時投影が可能です。    ※LANディスプレイ機能を利用するには、付属CD-ROM内のユーティリティソフトをインストールする必要があります。(同ページより引用)

番外編

HDMI 延長

HDMI 接続のハードディスクレコーダーが居間にあったとする。寝室で見るにはどうしたら良いか。まさか2台もレコーダーを購入してどちらでも同じ番組を録画予約しておく…などという愚行はないだろう。サンコーレアモノショップ【有線deエエ蔵HDMI】最長約40m延長!HDMIケーブル間をLANケーブルを使って安価に延長できます! を利用すると安価に解決できる。こちらによると5,000円程度。

その他

※記載していないその他の方法もあります

参考文献

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