「pc.casey.jp » Intel SSDSC2CT120A3K5 の移行手順と性能テスト1 」の続き。
移行が完了したので速度を測定したり、別のマシンでもテストしてみた。
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SSD 移行(続き)
動作確認
起動したそのままの状態で動作速度を測定した。速いし、静かだ。ただ、この数値は少ないほうだ。なぜなら、Express5800/S70 は、標準ではIntel SSDSC2CT120A3K5 の性能を活かせない。というのは、以下の性能表を見ればわかる:
- 容量:120GB
- モデル名:SSDSC2CT120A3K5
- インターフェース:SATA3(SATA 6Gbps)
- 読み込み速度:500MB/s
- 書き込み速度:450MB/s
今回の測定値が低いのはSATA 6Gbps に対応していない機種だからだ。これを解決する方法として、「エアリア TWIN TURBO HYBRID PCI-Ex1接続 SATA3対応 e-SATA 2ポート 内部SATA 2ポート ジャンパーピン切替 同時使用可能2ポート SD-PESA3ES2」などを試してみたい。
# ちなみに「玄人志向 インターフェースカード mSATA SATA3 SSDをキャッシュに設定 HDDを高速化 MSATA3I-PCIE」がとても気になった。このような技術はハイエンドサーバーやストレージなど特殊な環境でしか用いられていないと考えていたが、既に一般向け(玄人志向だけど)にも製品が出ていた。また、容量の少ないSSD なら安く購入できるか ら、組み合わせると良いとこ取りの環境ができるかもしれない。最も嬉しいのは、何も考えずに接続すれば良いことと、SSD が故障(あるいは不具合が発生)したら外せば良いというだけなこと。RAID のように難しいことはなく、ARAID のように簡単に使えるのが良い。是非試したい製品だ。
ブルースクリーン
たまにブルースクリーンが表示されることがあった。
そのほか
画像はExpress5800/S70 SR だが、Dell Precision380 やExpress5800/S70 RB など他の製品でも試用をしまくった。
長くなったので記事分割した:
- Intel SSDSC2CT120A3K5 の移行手順と性能テスト3 Express5800/S70 RB
- Intel SSDSC2CT120A3K5 の移行手順と性能テスト4 Dell Precision380
SSD を古い機種に用いて高速に動作するようにしたいと思うこともあるからだ。というか、それを最初にやりたかったのだけれど、手元にあるノートパソコンは SATA ではなくIDE だった・・。ノートパソコンはSATA→IDE 変換器が利用できないから困ったものだ。同時にIDE 接続可能なSSD 製品もみたが、SATA のSSD のほうが安かった。
参考
- ERI パーティションオフセット(アライメント)の諸問題
- Windows 7 SSDのパーティション開始オフセットを確認せよ: マグマ大使の道具箱
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