少し前のことなので、流れの早いご時世、いまでも話題かどうかわ分からないが、「Z120BW」を買ってみたので記載する。
電気を使うことには変わりないので、極端な省エネ(=電気代を安くしよう~)とは行かないかもしれないが、少なくとも多くのアダプタに汚染されたOAタップをほんの少しでも綺麗にすることは確実だろう。
USB 接続可能(後述参照)な廉価スピーカーということと上記は、確かに購買動機にはなるが、決定するものではない。では何故買ってみようかと思ったかといえば、廉価にもかかわらず音が良いというユーザーレビューが多かったからだ。後押ししてくれるのはUSB 接続してアダプタまみれから少し開放してくれるというものだった。
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開梱
というわけで、開梱。
ノートパソコンとの接続例が記載されている。レビューにもあったが、貧弱なノートパソコンのスピーカーを改善してくれるということだろうか。そのほか、コードのまとめ方や音量の調整(=電源On/Off)なども図によりわかりやすく記載されている。
気がついたかもしれないが、USB 接続可能なスピーカーは大きく分けて2種類ある。期待したのは1本のUSB ケーブルですべてが完結することだった。つまり、音声出力と受電を1本のUSB ケーブルで完結してくれるものだった。
しかし、どうやら給電のみUSB 接続であり、音声は旧来の3.5φ ピンジャックで接続するようだった。その他の製品も比較のために見たが、同様だった。
それはそれでしかたないと諦め、あるいは3.5φのお陰でiPhone との接続も可能だと考えれば良いだろう。
保証書などがあった。保証期間は購入から2年間だそうだ。
本体のお出まし。
スピーカーに付いているフィルムは、おそらく保護フィルムなので剥がしてしまう。
左右のスピーカーは「ハメ殺し」(というのだろうか)となっていて、ジャックによって接続するタイプではない。だから、とても遠くに左右のスピーカーを設置することはできない。
底面には余ったケーブルを回収できる場所が良いされている。
筆者は据え置くので、使うとすれば余ったケーブルを丸めておく用途に使うだろう。もし、持ち運びに使うとすれば、ケーブルを束ねるものを必要としないから、常にスムーズに持ち運べるかもしれない。
使ってみた
iPhone で音楽を再生し続け、これまでのスピーカーと交互に接続し、音の違いを確かめているところ。音楽といってもジャンルや曲調などのよってそれぞれのスピーカーで違った印象を受けるから面白い。
感想
感想としては、ユーザーレビューにもあったが、音がくっきりしていると強く感じた。反面、低音部がやや弱く感じた。だが、それまで使っていたスピーカーは、左右のスピーカーと低音を強調する回路(いわゆるウーハー?)が使われていたので、そのように感じて当然といえば当然だ。(低音強調回路や強さを調整したり、ありがちな廉価で粗末なスピーカーと比べれば、完全に相手にならないほど本製品が優れいていると感じる)
最初は当然ながら慣れていないために不満に思うところもあったが、様々なジャンルの音などを聞きながら日が経過すると、問題なくこれまで気に入っていたスピーカーと交代することができた。
多くの場合、筆者も作業中に絶えず何らかの音を流しているし、「自称、音にうるさい人」のひとりである。この製品は、価格や出てくる音を総合的に考えれば、アリだと思う。(と言っても、それぞれ欲しい音は異なるだろうから「※個人の感想です」だが)。
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