今回は携帯電話用の着信音を作成する手順をまとめておく。さほど難しいことはないのだが、相変わらずメールかHTTPサーバからダウンロードしなければならない。
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準備
- パソコン
- WEBサーバもしくは外部アプリケーションからメールができる環境
- WMAこんぶ
- 着もと
- neroAacEnc.exeを着もとの実行可能ファイルのある場所へコピー
- SoundEngine Free
手順
次の手順で着信音を作成する
- 編集前のWAVファイルの準備
→ WMAもしくはMP3ならWMAこんぶが簡単に変換できる
(44.100KHz/128Kbps程度でよいと思う) - 編集前のWAVファイルの波形編集
→ SoundEngine Freeを使う - 編集後のWAVファイルの保存
- 着もと化
→ どのように出力するかによって容量が変化するので工夫する
(AAC-LCよりHE-AACよりneroAacEncのほうがより小さく音が良いらしい)
参考
- P904iでは本体に20MBの容量がある。
- 編集して25秒程度の音楽で次のようになった
- 着もと化して429KBのファイル
171.6円(3,432パケット)*1
形式AAC-LC
ビットレート128Kbps
サンプリング周波数48KHz
非常によい音になった。再現環境(スピーカの性能など)による。 - 着もと化して163KBのファイル
65.2円(1,304パケット)*1
形式AAC-LC
ビットレート80Kbps
サンプリング周波数16KHz
このファイルは音質がよろしくない感じがしたが、気にしない人なら問題ない範囲? - 着もとフル化して17KB
形式Enhanced aacPlus
ビットレート16Kbps
少しこもった感じになるけれど、十分な音質だと思う - 着もとフル化して165KB
形式Enhanced accPlus
ビットレート48Kbps
非常によい音でファイルが小さい。これは素晴らしい。
- 着もと化して429KBのファイル
- 900iシリーズは300KBまで対応
- 904iは500KBまで対応
- 着もと化したものはiモーションとして保存される
- 着もとフル化したものはミュージックとして保存される
*1:パケットパック30(=@0.05円/パケット)で算出。割引サービスがなければその倍額