BaserCMS はCakePHP をベースとしてオープンソースで開発されたCMS 。
WordPress など高機能でたくさんのプラグインがあるシステムと違い、CakePHP であるからこそできることもあるのではないだろうか。だとすれば、例えば企業サイトのトップページなどをbaserCMS で作成しておき、必要な部分だけCakePHP として拡張できるかもしれない。それ以上のものを求めるなら適切なCMS などを適切な場所に配置すれば良いとおもう。
何となく長くなりそうだから、ここではインストールに絞る。
ダウンロード
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※CakePHP についてはこちらも参照 (サーバーごとの設置.htaccess などが参考になるかも)
※SQLite3 やCSV を利用する場合、データベースサーバを必要としない
※試用したバージョンは basercms-1.6.13.6
インストール
次のステップをクリックしてインストールを開始する。
ステップ2
ステップ2では基本必須条件の確認が行われる。
- PHP 4.3.0 以上(テスト環境は5.3.3)
- /app/config の書き込み権限
- /app/config/core.php の書き込み権限
- /app/tmp の書き込み権限
- /app/webroot/themed の書き込み権限
※書き込み権限では、パーミッションのほかに.htaccess 設定も関わってくるかもしれない
- /app/db の書き込み権限
- PHP メモリの上限(最低16MB )
- PHP セーフモード(セーフモードの場合はCGI モードにする必要がある)
ステップ3
ステップ3ではデータベース設定を行う。
ここではデータベースにMySQL を設定した。データベースはCakePHP 同様にプレフィックスに対応している。
設定が完了したら接続テストを行う。
データベース接続に成功すると次のステップに進むことができる。
ステップ4
管理者のメールアドレスと管理ユーザのアカウントを設定して完了する。
しばらくするとメールが送られてくる。
インストールの完了
インストールが完了した。
選択肢はトップページに移動するか、管理者ダッシュボードに移動するとなっている。
確認
トップページ
トップページを表示したところ。ところどころ文字化けしている。
管理画面
管理画面にもアクセスしたが当然こちらも文字化けしている。
これらの症状が出た際には、データベースの照合順序が正しく設定されていないので修正して再インストールすれば直る。
照合順序の修正後
トップページに移動して確認したところ、文字化けは解消した。もちろん管理画面も当然解消している。
スマートURL
スマートURL を利用するとわかりやすいURL でアクセスできるようになるもので、ほぼ必須と思われる。この設定には.htaccess が設置できることや書き込み権限等が絡んでくる。500 エラーになった場合にはその辺を確認すると良い。
設定は帯状に案内されるリンクか、システム設定から行う。
スマートURL をオンにする。デフォルトはオフになっている。
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