「CG-NUP01」は1つのUSBポートを搭載したデバイスを共有するための装置。
基本的には「CG-NUP01」にUSB HUBを接続したものが、先日の「MZK-DSG04U を買ってみた」だということもできるかもしれない。当然に前者のほうが廉価であり、後者のほうが高価だ。
ところが、前者であっても(完全に動作するかどうかは今後検証して行かなければならないが)HUB を接続して利用できてしまったから、手元にUSB HUB があるなら前者のほうが廉価な上に勝手も良いかもしれない。
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また、「MZK-DSG04U」では5600C を接続して印刷することはできなかったが、「CG-NUP01」では印刷ができた。その他、基本的には両方同様の動作や機能を持っているが、「MZK-DSG04U」は実際のところ、ハングアップしてしまうなど使い物にならなかった。
ゆえに「CG-NUP01」のほうが良いと感じている。
切断要求
「MZK-DSG04U」も「CG-NUP01」も共有するための装置だから、他の端末が専有していると使用できない。この場合、切断要求を出すことができるが、「MZK-DSG04U」は一定時間応答がないと切断してくれるのに対し、「CG-NUP01」は専有している端末が操作されるまで切断しなかった。
これは、ネットワーク上の端末に必ず応答してくれる人間が在籍していることを必要条件としているから、実際の運用上は問題になるかもしれない。
プリンタの場合なら、「自動接続プリンタの設定」に設定すると、使用完了後一定時間経過すると自動的に切断するように動作するから、切断する操作を忘れたとしても他の端末に影響しない。
デバイスサーバーとして位置づけられているから、ストレージデバイスの接続も可能で、この場合、勝手に切断されるとデータ破損が起きる可能性がある。そのため、切断要求に対して自動的に切断しないような設計になっているのかもしれない。
「USB共有センタ」自動起動設定
基本的にはインストールしたソフトウェアは自動起動するように設定するだろうが、そのような動作が気に入らない場合はUSB 共有センタを操作して、自動起動しないように設定することもできる。
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