Windows Vista SP なしを触っていたところ、「Explorerは動作を停止しました」と問題が起きた。
WindowsExplorer がどうやらオカシイ
インターネットに接続できないなどInternetExplorer だけの問題なら良かったのだが、この問題を修復しようと操作すると「Windows ホストプロセス rundll32 は動作を停止しました」となる。どうにもよろしくない。バックグラウンドでは正常に通信できているらしく、WindowsUpdate の通知は来る。運良く直らないものかと期待したがそうは問屋が卸さないようだ。セーフモードでもだめだ。
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自動的に解決してくれないかな
OneCare PC セーフティ を実行したかったがそれは無理だから、CCleaner を使ってレジストリ関連を修復するが、期待した結果は得られなかった。
アドウェア等を調べる
ウィルス感染かと思いオンラインスキャンを試み用にも接続できないから仕方ない。Spybot をCD に焼き、インストールして検査するが問題なかった。Update などの通信は機能するからもどかしい。
InternetExplorer の初期化
InternetExplorer のアドオン関連や、設定のリセットは操作ができなかった。
WindowsVista のディスクを使用して修復
どういうわけか単体で動作するはずの WindowsVista 自己修復機能が読み出せないらしい。そして、対象のパソコンはメーカー製で気の利いた修復はできない。そこで、手元にあった Windows Vista Ultimete のディスクを使って修復を試みるが、(修復機能自体は動作しているようだったが)問題は解決しなかった。
ServicePack 適用に期待する
さて、「Windows ホストプロセス rundll32 は動作を停止しました」 のほうが根底にありそうだから調べてみる。淡い期待をSP1 の適用に掛ける(これで治ることもあるので)。が、数度やっても更新に失敗する。数度目の時にようやくエラーコードを表示した。それが0x80073712。
ディスクのチェックも行う
ディスクの物理検査、論理検査も行ってみるが異常は見つからない。
アンインストールしてみる
あまり関連がないと思われるが、参考にしたサイトによればAdobe 関連を削除してみろとのこと。それから、ドライバ関連の削除やアップデートとあったが、現状満足な操作できないから実行しない。少し不安も残るがセキュリティー対策ソフトウェアも削除する。原因が何処にあるかわからない場合はハマらないように気をつけながらできることはやっておきたいところ。先入観や経験が邪魔をすることもあるから気をつけたい。
壊れているのに直せないって…
これによるとコアファイルが書き換えられているか破損している可能性があるのだという。修復コマンドは以下のとおり:
> sfc/scannow
破損は見つかったが保護されていて修復できないというのだ。どういうことだ?意味が無いじゃないか。セーフモードやセーフモード+コマンドプロンプトでもダメだった。ログファイルは C:\Windows\Logs\CBS\CBS.log にあるとのこと。
> type C:\Windows\Logs\CBS\CBS.log
とするとログがだらだら流れる。Linux コマンドのほうが楽だ・・・。
rundll32.exe は何処にオリジナルが?
ヒントを見つけられなかったから、今度はrundll32.exe そのものを強制上書きしてみようかなと考える。まぁそれで問題が解決する見込みは少ないけれど。
> expand X:\i386\rundll32.ex_ c:\windows\system32\rundll32.exe
すると、CD ドライブから読み取れないと言われてしまった。
> dir /w
確かに無い。i386が。
> dir rund*.* /s
やっぱりない。無いのか・・。
諦める
そこにヒントは見つからず、Windows の修復もできず、InternetExplorer の修復やアップデートなどの誤魔化しもできず・・・。仕方ないから一旦初期化してバックアップデータを戻すしかあるまい。デフォルトの状態もぎりぎりの状態のデータもバックアップしてある。そんな状態だから、その前にやってみようカナと思う。怪しげなコトを試すには調度良い状態だ。プラス思考で行こう。
Uniblue RegistryBooster 2010 — PCの性能を自動的に向上
これ。見かけたことはあるけれどこういうソフトウェアというのは・・・なのですよね。おなじみCD 経由で(何枚無駄にしているのやら)試しにやってみると、なんと1051個もエラーがあるという。本当かなー?ちなみに、CCleaner で解決済みの状態。それでもオンラインのOneCare 等では別の結果になることもあるが、ここまで数値は大きくない。15個までは無料だそうだから、天に任せるほかない。
再起動して・・・あれ?動く。
コマンド実行からWindowsVista を起動したことがなかったから、どの辺でうまくいったのかわからない。取り敢えず、ネットに接続できてしまった。ついでにOneCare にも接続でき、さらにはアドオンまでインストールできてしまった。この時、レジストリは193個のエラーとでた。本当に1000個以上もエラーあるのかな・・。
気まぐれでも動作しているウチにすべき操作をしておこう。少し様子見。あくまで「運が」良かったのだろう。恨みは無いけれどどうもソフトのお陰だと言いたくない気分だ(根拠もないし)(笑)。ここまで丸一日かかった。
あれれ・・・
ほとんどすべての動作が問題なく行えていてすっかり忘れていたが、適用できなかったSP1 を適用する。するとまたもや最後の最後で0x80073712 が!さらに情報を探すして見つけた ダウンロードの詳細 : システム更新準備ツール (KB947821) [2009 年 4 月] をインストールしてみる。これはVista 用なので、他の場合はWindows Vista および Windows Server 2008 Service Pack のインストールの問題のトラブルシューティング方法 を参照。
が、解決しなかった
そしてヘルプはKB947821 を案内する…が、よくみると ダウンロードの詳細 : Windows Vista 用のシステム更新準備ツール (KB947821) [2010 年 11 月] になっている。どうなっているのやら。Vista 以外は Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、および Windows Server 2008 R2 のシステム更新準備ツールについて から。
解決したようだ
ようやくSP1 が適用できた。SP2 は難無くインストールできればよいが…。
※その他の基本的な修復プロセスやコマンドは実行済みです
※Windowsのエラー報告が数ギガになって余計に作業を難しくする…
※レジストリが何度か登場しますがレジストリ厨ではないですよ
参考文献
- Windows の機能] ダイアログ ボックスが Windows 7 または Windows Vista では空であるか、Windows Update を使用しようとしたときに次のコードが含まれており、エラー メッセージが表示されます:”0x80073712″
- 価格.com – 『Windowsホストプロセス(Rundll32)は動作を停止しました』 マイクロソフト Windows Vista Ultimate 日本語版 のクチコミ掲示板
- PC独り言: Vistaでファイルの抽出
- コントロール パネルを開くと、エラー メッセージ “Rundll32.exe ファイルが見つかりません” が表示される
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