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Server: RSI (行動分析、身元特定)

前回の記事同様、以前挙動が不安定なmixi。

pc.casey.jp » Server: GFE/2.0 (GFE;Google Front End) :
https://pc.casey.jp/archives/2413

一旦復帰したように見えたけど、ダメっぽい。

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さて、レスポンスヘッダを見ていると、次のようなものを発見:

HTTP/1.1 200 OK
Server: Apache-Coyote/1.1
X-Proc-ms: 0
P3P: CP=”NON PSAo PSDo OTPo OUR IND UNI PUR COM NAV INT DEM CNT STA PRE OTC HEA”
Server: RSI
Cache-Control: no-cache
Pragma: no-cache
Expires: Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 GMT
Content-Type: text/javascript;charset=UTF-8
Content-Length: 446
Date: Tue, 10 Aug 2010 08:53:11 GMT

 これは何かな?と思って調べると行動分析らしい。

行動分析自体は、賢明なウェブサイトオーナーなら実施している至極当然のこと。基本的には自分のサイトについてだけの情報を分析し、より訪問者を増やすように努力するだろう。ただ、数あるサービスのそれは、一定量以上の情報が蓄積され、分析されたときに少し怖いことになる。

例えば次の記事を紹介しよう。

 あるウエブサイトにおけるたった1回のクリックで、エックスプラスワンは米コロラド州コロラドスプリングス在住のキャリー・アイザック氏を正確に特定した。キャリー氏は子持ちで、年収約5万ドルで、ウォルマートで買い物をし、子供向けのビデオをレンタルする。

ちょっと怖い気もするが、側面の利便性をユーザーに与えることが出来れば未だ許せるかもしれない範囲だ。しかし、恐れいていたことはやはり現実に。

Google はウェブ上にある情報を的確にユーザに提供することを目標としている。そして Google は、とても便利だ。便利だから使う。人が集まり、それを利用すると情報を集めることができるようになる。これは多くのウェブサイトや現実世界でも行われていて、その一つが行動分析であるとも言える。

ところが、Google は一部のユーザにとって恐怖を感じさせる。それはなぜか。

Google が他と違うのは、その分析力や情報の取り扱いの仕方だ。注意深く Google の各サービス等を見ていると、それが他にどんな意味を持っているのかを推測することができる。たくさんの情報の中から希望したものを見つけるために Google を使う。そして、Google はそのユーザーのあらゆることを知っている。

参考文献

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