ジャンボフレームとは過去の遺物を払拭するための技術。
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さかのぼれば同軸ケーブルでトークンリング方式で誰がデータを送信するのかを決めていた時代があった。これは同軸ケーブルの物理的な回路が一つしかないためで、現在主流のものは少なくとも2つの回路がある。データの受信と送信をそれぞれの回路で行う。これをFullDuplex(全二重通信)という。
ところで、同軸ケーブルを使っていたような時代はそれぞれのコンピュータどうしを長い間接続しておくと、ほかのコンピュータが通信できないという問題があった。このめたに、1518バイトまでの通信で一区切りをつけていた。しかし、現在の大量通信ではかえってネットワーク機器を通過する度のロスが多くなってきた。この問題を解決するためにジャンボフレームを導入し、一度に多くのデータを送り、これを新しい一区切りとしたものである。
※通信途中にジャンボフレーム未対応のものが含まれたり、そもそもNIC(NetworkInterfaceCard)がジャンボフレームに対応していない場合はこの機能が有効にならない。
※ジャンボフレームはきちんと規定されていないため、ベンダーによって8000~16000バイト程度で通信が行われるようだ。この場合、受信側に(小さい方に)フレームサイズが合わせられることになる。
参考文献:
- Lesson4:VLANとジャンボ・フレーム,フレームを拡張する技術を学ぶ:ITpro :
Lesson4:VLANとジャンボ・フレーム,フレームを拡張する技術を学ぶここまでイーサネット・フレームのフレーム長は最長1518バイトに決まっていると繰り返し述べてきた。だが実は,フレーム長を拡張している技術がある。VLANやジャンボ・フレームだ。Lesson4は応用編として,これらの技術について説明しておこう... - 「Jumbo(ジャンボ)フレーム」機能有効のための設定方法 :
「Jumbo(ジャンボ)フレーム」機能有効のための設定方法 - ジャンボフレームとは 【jumbo frame】 – 意味・解説 : IT用語辞典 :
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