ServersMan@VPS の提供元であるDTI (Dream Train Internet) は、「逆引き」に対応した。
これまでは正引きのみだったため、所有ドメインのネームサーバーにDNS のA レコードを登録することのみが可能だった。これは「名前 vps.example.com のIP アドレスは xxx.xxx.xxx.xxx である」ことを調べることができ、通常はこの情報のみで利用できる。
しかし、「IP アドレス xxx.xxx.xxx.xxx の名前は何か」という問い合わせについては所有ドメイン名を返答できなかった。今回の対応で「IP アドレス xxx.xxx.xxx.xxx の名前はvps.example.com である」と回答するから、より「(仮想)専用サーバー」らしくなった。
ここではその設定方法を記載する。
スポンサードリンク
準備
まず、所有ドメインのDNS レコードを設定する。
登録時にDTI のシステムがA レコードを調査して、名前とIP アドレスが合致しているかを確認し、合致していれば登録ができる。「A レコード」と書かれいているので、「CNAME」 などは対応しないのかもしれないが、今回はA レコードを追記したので不明。
この作業はドメイン取得の際に利用したドメイン取得サービス会社や、設定した外部DNS サービスなどのコントロールパネルから行う。反映されるまでには時間がかかるから、前もって行なっておく。
参考
登録
逆引きの登録は MyDTI (DTI ユビキタスプロバイダ | My DTIログイン)から操作を行う。
他社管理ドメイン設定欄の「設定」を選択する。
初期状態で貸与される「基本IP アドレス」のほか、プランなどによって利用できる「追加IP アドレス」についても設定できる。ここでは基本IP アドレスのホスト名を設定する。
設定したい(既にDNS のA レコードに追加して有効になっている)ホスト名を入力する。「設定」ボタンをクリックするとDNS が引かれ、設定したホスト名が、今回設定するVPS のIP アドレスと合致するかが調査される。
合致した場合は再度「設定」ボタンをクリックする。エラーがある場合は、ホスト名の下に赤い文字でエラー内容が表示される。
設定が完了すると上図の画面に遷移する。反映まで最大6時間掛かることがあると書かれている。追加IP アドレスに対しても設定を行う場合などは「戻る」をクリックする。
コメント