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VMware Server2 と USB 周辺機器

さて、手元にCanoScan N656U があるのだが、WindowsXP 32bit からWindows7 64bit に移行してから使っていなかった。そもそもスキャナを頻繁に使うことはない。頻繁に更新されるOS と裏腹に、あまり買い換えられない周辺機器たちは居場所をなくして佇んでいる。

Windows7 になってから利用できなくなったものも幾つかある。ビデオキャプチャーボードもそうだ(アナログだが居住地域はCATV がデジアナ変換シてくれているのでアナログで問題ない)し、「LBP-470」もそうだ。WindowsXP を経由して出力しようと思ったがダメだった(もしかしたらChrome経由でイケるかもだが)。

また、ロジクール社製ウェブカメラ「QuickCam® Communicate™ STX」がWindows7 をサポートしていないために利用できなくなった(Vista x64用ドライバがあったのでWindows7 x64 に無理やり突っ込んでみたがダメだった)。

今回はCanoScan だ。公式サイトによるとWindows7 には対応していない。公式ではない情報によればWindowsVista にXP 用ドライバを適用して使えるというものがあった。が、32bit なのか64bit なのかなどの情報が記載されているものが見つけられなかったので実験することにした。

ただ、公式サイトから出ている最新ドライバはWindowsXP 32bit のものだから、予想としてはVista は32bit だろう。

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Windows7 64bit に直接続

まずは直接差し込んでみる。即座に使えないと判断される。オンラインから自動的にドライバを探してもらうもNG 。ダメもとでWindowsXP 32bit 用のドライバを当ててみるが当然却下された。

ちなみに、WindowsXP 用ドライバは自己解凍形式のようだが、チェックプログラムも動作するようで、64bit 環境だとWindows7/XP どちらも中断される。

VMware Player on Windows7

本サイトでも仮想化についてはいくつか扱ってきた。当然、筆者環境にも導入されている。VMware Player をVMware Player として使うことはないのだが、何かのタイミングでWindows7 SP1 64bit、WindowsXP SP2 64bit、WindowsXP SP3 32bit が構築されていた。残念ながらWindows7 の32bit 環境は用意されていなかった(&用意する気力もなかった)。

Windows7 64bit

それぞれテストしてみることにした。ただし、VMware Player がインストールされている環境はWindows7 64bit であり、上記でテストしているのでそれは除外した。

WindowsXP 64bit

予想通り(ドライバを解凍しても)64bit 環境では利用できなかった。

WindowsXP 32bit

ドライバは当たったのだが、WindowsXP 標準の「スキャナとカメラ ウィザード」ではスキャナを認識できなかった。

公式サイトからユーティリティをダウンロードし、インストールすると利用できた。

(ユーティリティの初期設定になっている)ビットマップとして保存し、開いたところ。

ウェブカメラ接続

ちなみに、この環境でウェブカメラも試してみたが、ロジクール社製ウェブカメラ「QuickCam® Communicate™ STX」は動作しなかった(接続はできたが、正しく認識しなかった)。

VMware Server2 on Ubuntu

筆者環境では多くの環境を仮想化していて、24時間稼動している。VMware Player をVMware Player として利用する機会が無いのはこれが原因だ(VMware Player はVMware Remote Console として動作しているから)。

以前、サウンド関係で調査したように、ホスト上で仮想化を実行している場合はいろいろと便利なのだが、端末をビューアのように利用している状態(図参照)だと、いくつかの機能が利用できないようだ。

予想通り、いくつかのUSB デバイスを試したが、やはり接続できなかった。

どうしてもこの状態で利用するなら(可能かは知らないが)USB デバイスをLAN 化できる装置が便利だろう。

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